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2011/12/03 14:43

鳴尾記念

毎年恒例の流行語大賞の発表が1日にあり大賞に輝いたのは「なでしこジャパン
W杯優勝で悲しみに暮れる日本に勇気と感動を与えた事が評価されていた
競馬も近年は世界的に牝馬の時代となっており共感する部分は少なくない
時を同じくしてジャパンCを劇的復活勝利で飾り名牝への扉をまた開いたブエナビスタ
一流の能力はもちろん精神的な強さも兼ね備えた立派な大和撫子だと思う
引退レースとなる有馬記念では3冠馬オルフェーヴルと年度代表馬を争う

3歳勢は一強は別格として2番手以降の実力や適性を見極めることが来年に繋がってくる
距離短縮で切れ味炸裂のサダムパテックが◎適性皆無と無警戒だった菊花賞5着は驚き
前半は折り合いに苦しんでいたが岩田騎手が馬群に入れて必死になだめて我慢させた
馬としては自分で走りたい場面ではすでに余力がなくお預け状態を食らった格好だが
最後も次々交わされながらも掲示板に残った姿を見て案外賢いと感じた
菊花賞の3000mを1000m毎に三分割すると「60秒6-62秒1-60秒1」で
道中もほとんど緩まない平均ペースに加え上がり4F12秒1-11秒5-11秒6-12秒0
先頭集団でこの厳しい流れを乗り切った組は素直に上位に位置付けされていい

競走馬に距離の適性が出てしまうのは個々の性格もあるが、
馬造りの過程である調教の影響も大きくそしてそれは同時に人間が決めた限界である
確かに野生の馬が3000m如きで音をあげていたら即生死に関わる
1200mの馬が3000mで勝負するのは難しい、ただ3000mで強い馬が1200mで走るのは造作ない
理屈的にはサダムパテックは性格的に3000mが向かないだけで地力は相当あるという結論
最終的にはマイラーに落ち着くと言い続けてきたがまずは第二幕第一章の走りを堪能。

では似たようなポジションにいながら10着に大敗したフレールジャックはどうか
サダムパテックと比べるとキャリアの差による幼さや経験のなさが響いた
前哨戦の神戸新聞杯(3着)から恐る恐る後方から乗っていた馬を使う方が悪い
それでも入着狙いの競馬をしていたショウナンマイティと0秒5差なら十分
今回は格段にレースがしやすいはずだろうし前走苦しんだ分爆発力は二倍増し
カリバーンは札幌記念(5着)でトーセンジョーダンと0秒3差
オールカマーでもアーネストリーと0秒3差3着で着々と実力をつけており
3歳馬とも互角に戦えるはずだが決め手不足は気になる
毎回好調教のショウナンマイティは無駄に溜めて届かないイメージで連下止まり
7か月ぶりでも仕上がったとされるレッドデイヴィスは一度様子を見るべきだ。

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