ステイヤーズＳ

勝ち馬が６年連続で６番以内から誕生し穴馬の活躍も目立つように内枠が圧倒的有利
Ｖ有力候補がこの好枠にありつけばひとつ仕事は終わったも同然「鬼に金棒」である
今年は上位争いをするであろう組がこぞって恩恵を受けたから無理に奇を衒う必要もない
ＡＲ共和国杯でも中心に推した１枠２番ビートブラックから再度入る
その前走は大外枠でスタートがひと息だったにせよ鞍上が消極的に乗り過ぎた
直線はじわじわと伸びていただけに位置取りさえ良ければ３着はあった内容で残念の一言
中山3600mの長丁場は大歓迎だし今度は手の合う安藤勝で前進は必至だ。
ナムラクレセントのＡＲ共和国杯１３着は実質一本の追い切りでの
出走だっただけに息が持たなくて当然で東京コースへの適性や距離以前の問題
まだ春の出来には足りないが実戦を使った効果は大きく馬体は良化
調教はいつも長距離を走るようなラップではないが好調子に近づいている証拠
道悪だが折り合いに課題を抱える馬で良い意味で行く気を失えば満更でもない
不振の長いフォゲッタブルだが０９年の覇者で１０年５着
特に昨年は一周目の３角と２周目向正面の２回仕掛けて脚を浪費しながら
直線でも先頭に立って粘っているからスタミナ自慢の中にあってもステイヤー適性は随一
復調の兆候はあるし得意の条件できっかけを掴みたい
マイネルキッツも乗り方と仕掛け次第でチャンスはあるが鞍上の差で４番手とした。