安田記念

【大穴一擲】
競馬の祭典･日本ダービーは△-◎で的中の幕引きと相成った。馬連配当は“1620円”。おぉ思ったよりついた…。いや当たらないよりは当たった方が凄く素晴らしいのだが１週間の集大成がこの日銭ではモヤモヤする。やはり這い上がるには人と逆行した奇策を講じる必要がある。

昔、昔、アパパネという競馬村で一番の娘がおった。チューリップ賞、ローズＳ、マイラーズＣと前哨戦はことごとく譲るたいそう優しい娘であったが、本番では無類の勝負強さでライバルを一蹴する根性娘でもあったそうな。

時は現代…。
イスラボニータという馬は真面目に走りすぎるきらいがある。昨秋、富士Ｓ→ マイルＣＳ→阪神Ｃを同じトーンで走り抜いた。そして休み明けのマイラーズＣも究極の瞬発力勝負に付き合って１着。この優等生ぶりはルメールにそっくりと思ったら、ここ４戦の手綱は今まさに神ってる男なのである。昨年散々神扱いをうけた広島･鈴木誠也は今シーズン本塁打11本を放つなど不動の4番に成長。果たしてイスラボニータ＆ルメールの運命やいかに。

というわけで◎はＧ?初見参の5歳ロジチャリス。ダービー卿CTから3年連続(15年モーリス、16年ロゴタイプ)の勝ち馬誕生はともかく、皐月賞ですっかり定着した共同通信杯ローテ同様に外厩の充実などでひと昔の“フレッシュさ”とは意味合いが大きく異なる。

前走はスローを番手から押し切るだけのお仕事。馬場が渋っていたとはいえ時計も平凡。だからバレないロジチャリス“真の実力”。マイル戦は【4-0-2-1】東京も【3-1-2-2】なら悪くない。すごいのは父ダイワメジャー。のべ25頭の重賞勝ち馬を輩出しているが23頭が1600m以下(カレンブラックヒルが1800mで2勝)と完全にスピード特化型。これだけで買う価値あり。おまけにロジチャリスの近親にはブラックホーク、ピンクカメオ(鞍上内田)けたぐりの条件は揃った。

相手にはブラックホーク→ブレイクタイム→デインヒルの連想ゲームで○ビューティーオンリー、調教査定ＡＡのエアスピネル、ブラックスピネルで勝負。

◎ロジチャリス
○ビューティーオンリー
▲エアスピネル
☆ブラックスピネル
△イスラボニータ
△ステファノス
△ヤングマンパワー

馬連◎?各印流し
３連複フォーメーション◎○?各印?各印流し

【2017年予想成績】
的中：8/21
回収：19720/44500
回収率：44％