高松宮記念調教査定

【高松宮記念ベスト３】
?シュウジ 中３週６本 １００Ｇ
→前哨戦の阪急杯は吉澤ＷＥＳＴ帰りで乗り込み７本(強め以上３本)と盤石の態勢だったがオッズ通りの働きはならず。この中間も手加減は一切なしで坂路では２週連続51秒台をマーク。ラストも｢12.0-11.7｣｢11.4-12.0｣としっかり伸びきれているし調教面においては一点の曇りなし。巻き返し必然。

?レッツゴードンキ 中４週６本(吉澤Ｗ)８０Ｇ
→京都牝馬Ｓは桜花賞以来のＶ。短期放牧を挟んで帰厩した後も順調にメニューをこなして本数は標準多め。１週前追い切りを始め、近走の時計面の充実度は素晴らしくまさに“二度目の春”最終追い切りを控えめにするのは３戦連続で好走時に共通する良いパターンと見ていい。Ｇ?で完全復活を決めるか。

?ソルヴェイグ 中７週６本 ７０＋Ｇ
→休み明けのシルクロードＳ(６着)は本数不足で強め以上で追ったのも直前のみ。今回は本数標準で｢強め｣｢一杯｣とまずまず。ただ最終追い切りの[50.9-37.4-24.1-11.5 畑端]は出色の時計(自己ベスト)で前走時からの上がり目を感じずにはいられない。馬体が増えて逞しくなったし一線級のスプリンターへ。

【高松宮記念注目馬】
?レッドファルクス 中１４週６本 ７０Ｇ
→スプリンターズＳは中１２週７本。１週前と当週に強く追うのは一緒だが当時は南Ｄでの豪快な動きがレースに直結した形。今回は南Ｗだったが時計はともかくやや気合いが欠けている印象を受けた。外厩ミホ分場はビッシュ、サトノアレスと同じ(ちなみにスプリンターズＳも該当)で悩ましい。

?メラグラーナ 中２週３本 ７０Ｇ
→オーシャンＳはしがらき効果が大きかった勝ち。近走は１週前にＣＷ、当週は坂路がパターンも今回は１週前坂路、日曜に軽くＣＷを挟んだ別調整。追い切り自体はスムーズかつ軽快な脚捌きで時計も悪くないが大一番を考えると物足りなさは否めない。

?セイウンコウセイ 中７週４本 ６０Ｇ
→外厩西山牧場を考慮すると本数は標準かなり少なめ。肝心の内容も半マイルからの時計が３本で明らかにのんびりしすぎだろう。似たような臨戦だった淀短距離Ｓ時でも5ハロンから２本あったし、中身不全の結論で人気勢では最も危ない。

?フィエロ 中１０週８本(山元)７０＋Ｇ
→連闘の疲れも癒えて仕切り直し。いきなりＣＷで終い11秒台を叩き出すなど久々にフィエロらしい稽古で１週前の坂路では｢4F49.2｣の猛時計。内訳が[12.9-11.6-11.7-13.0]なので正直暴走に近いが状態の良さは伝わる。年齢以上の結果にまとめてきそう。

?ヒルノデイバロー 中３週３本 ７０＋Ｇ
→年末から使い詰めだが成績を上げてきたのは面白い。調教は毎度動く馬で大きな変り身はどうかも、最終追い切りで阪急杯と比べて0.8秒早い｢4F51.4｣を馬也で記録してる点に注目して損はないだろう。展開に左右される馬だが脚力は確かなモノがある。

【高松宮記念ワースト】※どうしても買いたいなら３着でどうぞ( ﾟ∀ﾟ)つ
?ラインスピリット
→標準少なめ
?セイウンコウセイ
→標準かなり少なめ
?クリスマス
→標準少なめ
?トーキングドラム
→標準少なめ

【予想】
昨年は不良馬場の翌週に突如として高速化。Ｇ?開催日の500万で｢1分07秒3｣が出た時には鳥肌が立ったもの。ちなみに昨年は土曜の岡崎特別が｢1分07秒4｣今年は｢1分08秒7｣の決着なので、主催者が土曜の夜に何らかの“作業”をしない限りは高松宮記念のタイムは｢1分07秒2?1分07秒5｣くらいで収束するでしょう。

シュウジに自信の◎過去に調教査定で100Ｇをつけた馬はダービーのサトノダイヤモンドと共同通信杯のスワーヴリチャード。サンプル数も増えてきた中で評価数値として信頼が置けるようになってきた。

阪急杯も仕上がりは良かったと思うが勝った阪神Ｃから２か月で、あれだけの調教をしながら＋８キロは成長よりも若干余裕があったかもしれない。それに加えて前半3F33秒8のHペースを先行してはラストまでお釣りが残らないのもやむ無し(差し追い込み決着)

土曜の岡崎特別は１着がブラックタイド×フサイチペガサス(ミスプロ系)、２着がキンシャサノキセキで血統傾向もシュウジのＶを後押し。

◎シュウジ
○ソルヴェイグ
▲ヒルノデイバロー
☆レッドファルクス
△レッツゴードンキ
△フィエロ
△スノードラゴン

馬単◎?各印流し
３連複◎?各印流し

【2017年予想成績】
的中：4/13
回収：9300/22900
回収率：40％