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2011/11/27 14:48

ジャパンC

世界最高峰の凱旋門賞を5馬身差で楽勝したデインドリーム、2着シャレータが参戦
迎え撃つ日本勢も女傑ブエナビスタ、ドバイWCの覇者ヴィクトワールピサ
最強4歳世代のダービー1、2着馬がいて大レコードで天皇賞秋を制したトーセンジョーダン
他にも3歳NO.2や勢い十分の上がり馬の顔もありまさに多士済々で日本競馬史上最高の争いとなる

日本馬の核となるレースはもちろん天皇賞(秋)
シルポートが前半5F56秒9前代未聞の猛ペースで飛ばしながら
後続もほとんど離れずに追走したからアーネストリーローズキングダムらG1馬でさえ失速した
消耗戦を差し切ったトーセンジョーダンを軽く扱う気は毛頭ないが結果は典型的な前崩れ
一転して今回は逃げ馬不在で流れは落ち着くだけに逆転現象が起こる公算大

大舞台での勝負強さは世界を湧かした母譲り未完の大器トゥザグローリーに◎をうった。
デビューは3歳春と遅れたが僅か3か月足らずでダービーに駒を進め
ゆくゆくは間違いなく日本を代表する名馬になると評価されたほどの高素質馬だったが
1番人気の天皇賞春は折り合いがつかず惨敗し宝塚記念も夏負けで全く力を出し切れず大敗
不完全燃焼で悔しい4歳春となり迎えた前走の天皇賞(秋)は休み明けもあって10番人気の低評価
それが直線残り1Fで先頭に立ち見せ場たっぷりの競馬で復調気配を窺わせる好内容
元々有馬記念では日本二強に次ぐ3着だし京都記念ではヒルノダムールに、
日経賞ではペルーサローズキングダムを相手にしていなかったし調子さえ戻れば反撃は必至
前走時は併せたトーセンジョーダンに遅れをとるなど急仕上げも否めなかったが
陣営が「中間は気配がガラっと変わってきた」と自信を深めているように
今度は長めから追いかけて手応え確かに先着、良かった時期の迫力が雄大な馬体に宿った。

天皇賞秋で3着を外しながら一桁順位に走りジャパンCで巻き返した例は過去6年で4頭
05年ハーツクライ 6→2着 ダービー2着 宝塚記念2着
07年アドマイヤムーン 6→1着 ドバイDF1着 宝塚記念1着
07年ポップロック 4→2着 有馬記念2着
09年オウケンブルースリ4→2着 菊花賞1着

G1実績があって2000mだと距離が足らずに差し損ねてきた馬たちばかりで共通点は多い
ドバイWC2着のトゥザヴィクトリーが母。華々しい血統はきらびやかな舞台でこそ映える
世界制覇に一歩及ばなかった母の夢と願いは極東府中で成就する。

日本競馬の期待を一身に背負ってきたブエナビスタの競走生活も最終章
父であるスペシャルウィークは京都大賞典で不可解な凡走後に天皇賞で甦った
ブエナビスタの前走の敗因ははっきりしているとは言えど初めての4着
血は争えないのか父の足跡を辿るとすればここでの復活は宿命だ
持ち場で崩れたローズキングダムもこのままでは終わらない
昨年の覇者にこの人気は心中穏やかではないはずで絶対反発したい
ゲートが安定してきたペルーサ、天皇賞を唯一先行して踏ん張ったエイシンフラッシュ
奇襲が怖い安藤勝のウインバリアシオンに距離延長で更に良いトーセンジョーダン
不用意に切れる馬はいないからできるだけ手広くいきたい

3月の大震災からの復興を目指し『頑張ろう日本』を掲げるならば外国馬には負けない。

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