シンザン記念調教査定

【シンザン記念ベスト３】
?エテレインミノル 中９週８本 ８０Ｇ
→デビュー時から稽古でも動いていた馬だが、未勝利勝ち後に放牧を挟んだことで一皮むけてきた様子。坂路単一になるが明け３歳としては非常に豊富な本数を消化。２週連続で4F52.8を加速ラップでマークするなど態勢は万全。初距離でも魅力は大きい。

?ブレイヴバローズ 中９週６本 ８０Ｇ
→CWですぐに強い追い切りを掛けているように良い状態で帰厩した。とりわけ12/28の【81.8-66.0-51.5-37.5-12.0 一杯】は時計の優秀さもさることながらトウショウピスト(古馬OP)を追走して互角に渡り合っているのは見事。吉澤WESTを信頼して評価を上方修正。

?トラスト
→朝日杯FS(5着)でも評価したが単純に枠が苦しかった模様。最終追い切りの【80.6-65.1-51.1-37.6-12.0 一杯】は文句なしに調教査定的にはトップクラスの時計と動き。やはりマイネル系列らしからぬ瞬発力は目を引くし、間隔を考えれば最高潮のデキ。

【シンザン記念注目馬】
?ペルシアンナイト 中３週４本 ７０＋Ｇ
→デビュー前から豪快な調教が話題になっていた馬。１週前の内容はペルシアンナイトとしては平凡も相対的に見れば間違いなくいい。ローテ的に最終追い切りを控えめにした点もさほど気にならないし当然有力候補。

?アルアイン 中１週１本 ７０＋Ｇ
→ペルシアンナイトと同じ池江勢で当週はCWで半マイル追い。こちらも間隔は詰まっているので｢馬也｣だが併せ馬で4F52.2-1F12.2なら状態面に陰りはないし上位争いに加わってきそう。

?ブラックランナー 中６週６本 ７０＋Ｇ
→中間は併用。３週連続で｢一杯｣と負荷を掛けられているように順調さが窺える内容。１週前は併せ馬で遅れているが時計自体に全く問題はなし。最終追い切りも坂路で加速ラップを踏めており合格だ。

?キョウヘイ 中１週１本 ７０＋Ｇ
→中２週後の中１週になるが調教的に冴えなかった前走時とは違い｢仕掛け｣で追えている点はいい。終いが13秒台と低調だが毎度のこと。むしろ4F52.3を評価したいところ。

?タイセイスターリー 中７週４本 ６０Ｇ
→しがらきに出ていたとはいえ、明らかに本数不足の中間。最終追い切りで6F80.9-1F11.7を馬也で記録するなど調教ひとつひとつは悪くないだけにもったえないが身体は不十分だけに騙されないように。

【シンザン記念ワースト】
※どうしても買いたければ３着でどうぞ
?テイエムアニマンテ６点?タイセイスターリー６点?コウソクストリート５点

【予想】※8日9時半追記
◎アルアインが堅軸。千両賞は道中好位のインに収まると直線はラチ沿いの１頭分のスペースを突き、瞬時に抜け出し完勝。競走馬としてのハイセンスに裏打ちされた非凡な内容は今後の飛躍を大いに期待させる。

京都1600mでのディープインパクト産駒の強さはもはや圧倒的。今年ただ１頭の該当が連勝中のアルアインならば無理に逆らう必要もあるまい。

◎アルアイン
○ペルシアンナイト
▲ブレイヴバローズ
☆トラスト
△エテレインミノル
△メイショウソウビ

馬連◎?各印
３連単◎１着固定?各印

【2017年予想成績】
的中：0/1
回収：0/2100
回収率：