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2016/11/12 19:53
エリザベス女王杯調教査定
【ベスト3】
?シュンドルボン 中3週4本 90G
→休み明けの府中牝馬Sも走れる仕上がりにはあったが、この中間は上昇顕著。短い間隔ながら南Wで2本長めを乗って、最終追い切りは定番の半マイルで【51.3-37.0-12.1仕掛】と強烈な攻め。間違いなく今年一番のデキだ。
?シングウィズジョイ 中3週5本 80G
→稽古駆けタイプとはいえ、1週前のコース追い(荻野騎乗)は迫力満点で体調は申し分なさそう。最終追い切りは秋華賞以来となるCWで馬也だったがスムーズな加速。反撃への一手は打たれた。
?デンコウアンジュ 中3週4本 80G
→本馬も毎度毎度調教は動く。この中間は1週前にCWで6F79.7-5F65.6を記録し、最終追い切りはポリトラックで4F49.3-3F35.9の猛時計。時計に関しては秋華賞以上だが“やけくそ”?にしか映らないのは気のせいか。
【注目馬チェック】
?ミッキークイーン 中25週9本 70G
→10月中旬から徐々に乗り込み、2週前、1週前、そして最終追い切りと確実に良化。本数、強さともに十分で“普通”に見れば理想の中間像。ただ中1週だった未勝利を除けば欠かしたことのなかったコース追いが1本もないのは不可解。牝馬同士とはいえ、2200mのG1でこの調整は評価できない。
?マリアライト 中6週5本 70+G
→天栄帰りなので本数は標準とみていい。オールカマー(5着)はすべて馬也調整だったので納得の結果。今回は強め以上を2本消化し、終いも12秒台だから良くはなっている。この馬の場合はメンタル面が鍵になる。
?マキシマムドパリ 中4週4本 70+G
→1週前の坂路4F51.7は自己ベストタイ。最終追い切りもラスト12.7-12.8で踏ん張った。乗り方次第で一角崩しも。
?アスカビレン 中3週3本 70+G
→府中牝馬Sは急仕上げ+本数足りず。走り過ぎてない4着は悪くない。今回は時計の出方が明らかに変わったし状態は前進必至。
?シャルール 中3週4本 70+G
→府中牝馬Sは本数不足。最終追い切りは坂路でゆったり入ってラスト12.0をマーク。こちらも一度叩かれて軽快なフットワークが戻った。
【エリザベス女王杯ワースト】
?タッチングスピーチ 中19週5本 60G
→しがらきである程度やっていると推測されるので本数は標準とみても中間の内容からせいぜい七分。最終追い切りもラスト12.9-12.7と一見悪くないが本馬としては重苦しく物足りない。Rムーアでもこれは厳しそう。