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2011/11/13 14:56
エリザベス女王杯
欧州での輝かしい実績を持ち出すまでもなくスノーフェアリーが強いのは承知済み
昨年のエリザベス女王杯での次元の違う競馬を見れば泣く子も黙る
元々リピーター色の濃いレースだから連覇の可能性は高い
一方日本の筆頭格は秋華賞馬アヴェンチュラ。時計、内容ともに申し分なかった
ダイワスカーレット型の優良後継者ともなれば外回りでも崩れない
この強力な2頭の買い材料である「牡馬との好戦歴」「破竹の勢い」を
両方兼ね備えて挑むイタリアンレッドにも女王の座につく資格があるとみた。
一連の変化を表現すればまさに“高校デビュー”の衝撃
Sペースの七夕賞で外を捲って差し切ると小倉記念はスピード勝負を制してレコード勝ち
直線の長い府中では上がり33秒7の豪脚で後方一閃
3戦全て異なる内容で常に新味を見せ続け短期間に急成長してきた
86年以降、JRA古馬重賞を3連勝以上した牝馬は6頭
リキアイノーザン 88年阪神牝馬特別 89年京都牝馬特別 89年中山牝馬S
シンコウラブリイ 93年毎日王冠 93年スワンS
★93年マイルCS
ノースフライト 93年阪神牝馬特別 94京都牝馬特別 94年マイラーズC
★94年安田記念
エアグルーヴ 97年マーメイドS 97年札幌記念
★97年天皇賞秋
スリープレスナイト08年CBC賞 08年北九州記念
★08年スプリンターズS
カレンチャン 11年阪神牝馬S 11年函館SS 11年キーンランドC
★11年スプリンターズS
実に5頭が勢いを駆って混合のG1を勝利しており
イタリアンレッドもこの記録に恥じぬ胸を張れる成績だから牝馬限定で臆する事はない。
鞍上は愛馬を知り尽くした浜中俊。初G1は同じ京都
興奮のあまり直線で迷惑を掛けたあの菊花賞から二年、
人馬ともに進化した姿があれば怖いモノはない。
穴はもう1頭の上がり馬で切れ味鋭いフミノイマージン
マンハッタンカフェ産駒は京都新聞杯で3年連続勝ち馬を輩出するなど
2200mは大得意でヒルノダムールやレッドディザイアのG1制覇も淀だった。