武蔵野Ｓ

南部杯でトランセンドと壮絶な叩き合いを演じたダノンカモンの能力が断然上
東京ダ【2-3-2-1】調教も栗東ＣＷで一杯併で［6F81.0-5F65.0-4F50.2-3F37.0-1F11.8］
すでに年内の目標がない馬だけに待望の重賞初制覇へ本気の仕上げ
まともなら逆らうのは無謀だがＧ前で気を抜く癖があるなど
とにかく詰めが甘く連系の軸はまだしも単ではリスクしかない馬
注目は重賞で通用するならここしかないヒラボクワイルド
昇級してから常に掲示板下という微妙な成績だが裏を返せば適鞍での前進は必至
試行錯誤を繰り返しシリウスＳ(５着)で脚質変更した辺りから雰囲気が変わってきた
東京ダ1600mは３戦１勝２着２回、５走前の薫風Ｓで外枠から道中抑えきれない手応えで
４角を回りアドマイヤロイヤル以下を寄せ付けなかった姿が印象に残る
当時の能力では及ばないが経験値を纏って凱旋する得意コースで楽しみが大きい
ワイルドラッシュ産駒はタイトなローテで全開する叩き良化型が多く
湿り気のある馬場もぴったりでお膳立てが全て揃った今回は絶好の狙い目だ。

ナムラタイタンのペルセウスＳ(４着)は落鉄と乾きすぎた馬場が敗因
ただ最近はズブくなっており1400mだと追走に一杯で直線にお釣りがないから
今は楽に好位のとれる1600mの方が向いている。オアシスＳは57.5キロを背負って
Ｈペースをきっちり抜け出しており叩き２戦目で56キロならＶ機十分
テレビ静岡賞が鮮やかだったタイセイレジェンドも展開の恩恵があれば侮れない
状態ひと息で58キロのテスタマッタと前走はハマった感の強いシルクフォーチュンは
照準をここに合わせておらず割り引いておきたい。