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2011/11/06 14:42
アルゼンチン共和国杯
東京2400mと2500mは僅か100mの差だが2500mは二度の坂越えがある関係で
スタミナが不可欠な長距離走となり斬れる馬が強い2400mとは適性が全く異なる。
さすがに腕に自信のある兵揃いだが母父ボストンハーバーのカリバーンや
吹いたら飛んでいきそうなくらい軽い母系で菊花賞も消したトレイルブレイザーは場違い
他がハンデを背負っているだけに55キロで安藤勝己は怖いが初志貫徹
一番条件に疑問や不利がつかないというかなり後ろ向きな予想だがビートブラック中心
早めに動いた菊花賞で3着に粘り込みステイヤーの資質を開花させた馬で
中距離ではいくら負けても構わないし好走すれば評価を余分に上積みされる「得な馬」
4着に敗れたダイヤモンドSがハイライト。スタートで1頭完全に遅れて
2週目の向正面まで最後方、やけくそのM.デムーロは3角過ぎから徐々に進出
直線も大外を回し上位3頭の余裕のあるレースぶりとは対象的な雑な競馬
これでもジリジリと詰め寄って2着コスモヘレノスと0秒3差は実力上の証
休み明けでいきなり2着した京都大賞典後から攻めを強化し状態は更に上昇
ハンデ57キロも妥当な線だし相性抜群のトニービンの血も引いており好勝負は必至だ。
本線も豊富なスタミナが武器のナムラクレセント
ビートブラックと違い中距離では通用しないが長距離では高値安定堅実無比
天皇賞春の激しいレースを耐えた底力は現役屈指
休み明けで息持ちだけ心配だが態勢は整っている
復調してきたオウケンブルースリは普通なら断然の存在だが敵は58.5キロ
末脚が信条の馬、道悪も重なり終いの伸びに破綻をきたすと苦しい
穴で一考したいのがカワキタコマンド
半兄チャンピオンラブはダ短距離馬だが父系に万能の血マルゼンスキーがあり
祖母Vaudeville Ladyの父Top Villeは仏ダービー馬
掛かる馬ではないし近走の勢いなら立ち回り次第で台頭できるスタミナは秘めている。