有馬記念 展望 その1

有馬記念のポイントは２つ。それは
1、中山適性
2、フレッシュさ
である。

1つ目のポイントに関しては多くの人が言及しているのでわざわざ書かないが、敢えて一つだけ言うとすれば、”大回りが苦手な馬はいない”ということだ。
小回りが得意な馬は、別に大回りが苦手なのではない。小回りが得意な馬は、コーナーで加速することができるというメリットがあるが、小回りが苦手な馬はそれができない。逆にコーナーで加速できなくても、直線が長ければ特に不利にはならない。
マツリダゴッホやドリームジャーニー、ヴィクトワールピサのような馬は、一見大回りが苦手なように見えるがそうではない。ただ単に、大回りだと負けていた相手が小回りだと苦にする分、自分が上昇したように見えただけなのである。

説明が長くなってしまったが、要は何が言いたいかというと、”大回りが得意だからといって小回りが苦手とは限らない”。さらに言うと”大回りでも勝ててコーナーリングもうまい馬は有馬記念では相当有利だ”ということだ。

(その2へつづく)