復活のダービー

オルフェーヴルの惨敗から立ち直れずにいましたが、カレンブラックヒルとディープブリランテのおかげで復活しました(笑)

熱くなるいいレースでした。ブリランテは皐月散々マイナス要素をあげながら◎にしたように、大好きです。ただここは距離が持たないと思ってました。秋にマイルか中距離路線に行ってもらえればG1チャンスあるなと思ってました。

最後の直線残り200でブリランテが抜け出した後、フェノーメノが来た時これは絶対に差されると思いました。スプリングS、早め先頭に立ちながら2着に敗れた姿を思い出しました。けど残り100、残り50になってもブリランテは先頭にいました。そしてゴールへ。

岩田騎手の追い方をよく笑う人がいますが（いやあれは面白いけど）、今日はなんというか見てるこっちが息をのむ、そんな感じでした。ダービーを獲りたい、この馬で獲りたいという岩田騎手の執念が、気迫が、すでに脚が上がったブリランテを突き動かしていました。フェノーメノの蛯名騎手もすごかった。正直ここ数年のダービーでは最高の名勝負だったんじゃないですかね。

そして感涙のウイニングラン。誰なんと言おうが泣いていい。もうもらい泣いてしまって……（涙）泣くなとか騎乗停止を反省しろとか空気読めないこと言ってる人たちは岩田騎手以上の何かをやってから言いなさい。涙を流しながら馬の首にだきつき、ねぎらう。ああ思い出してもいいシーンだ。

競馬とはかくあれ、ダービーとはこう熱くあれ。その一言に尽きる、最高のダービーでした。岩田騎手＆ブリランテおめでとう！フェノーメノ菊はあんたのもんだ！蛯名騎手は来年！ゴールドシップは展開かな。トーセンホマレボシも菊チャンスか！

そして何よりも！


福永騎手いい加減にしてくれい……。（いや騎乗自体はそこまで悪くはないんだけどね）