競馬界との関わりからの大幅撤退（金銭面）

今週は１勝。
今年１４勝となりました。

マキシマムフロウ　１着
ディープフォルツァ　３着
ジャイアントリープ　４着
フリーアズアバード　５着
その他６頭は惨敗


プロフィール欄を見てもらえばわかりますが、これだけ出走して勝率は１０％超をキープして現時点で今年１４勝。
決して悪い成績ではありませんが、今日ばかりはそれで？それがどうした？って感じですよ。

出資馬選びは馬選びだけではありません。
どんな騎手を使うのか・どんな厩務員がいるのかを含めた厩舎選び。
厩舎にどんな指示を出すのか・または出さないかのクラブ選び。
馬・厩舎・クラブのどれをとっても上記に書ききれない様々な諸条件を念入りに想定・検証し、時には慎重に・時にはリスクを取って思い切って出資してきました。

しかし、今日のいくつかの出資馬のレース振りを見ると、いかなる角度からもこの世界に真剣に取り組むことは本当に無駄なことだと痛感しました。
馬券に関しては先日にこの日記に書いたように、すでに前よりかなり力を抜いているのでどうでもいいですが（今日の騎乗を見てさらに痛感したので、もうほとんど買うこともないでしょうが）、馬に出資していくという行為に関しても大きな見直しを迫られそうです。
来週は社台・サンデー・Ｇ１の１歳募集馬見学ツアーで北海道に行く予定ですが、行く前に目が覚めてよかったです（笑）
今年は１，０００万円以上使ってやろうと思っていたのですが、アホらしいのでやめましょう（笑）
当初考えていた予算から大幅に減らします。

趣味の見直しも必要でしょう。
元々好きなゴルフや家族とのイベントを増やしましょう。
ここ数年は競馬との関わりを増やしすぎました。

ゴルフではミスショットはもちろんのこと、雨が降っても・風が吹いても・ライが悪くても・シャンクしても・カート道で跳ねても、すべて自分のせいだと思えるのでスッキリしていていいですよ。まあ、ゴルフはスコアだけじゃなく一緒に回る人とマナーを守りながら楽しくプレーすることの方が重要ですけどね。

私は水泳というスポーツを長年本格的にやってきましたが、水泳選手は風邪をひこうが・プールコンディションが悪かろうがタイムが悪ければ自分の責任です。

私は会社を２つ起業して経営しておりますが、経済情勢が悪かろうが・社員がミスをしようが、そんなことを想定できずに経営成績が悪かったとすれば、全て経営トップである私の責任だと考えています。お陰様で経営成績は良好ですけどね（笑）

一方、この競馬界はとにかく馬のせいにできる。そして出資馬全体の成績を上げようと思っても、金は出させられても口は出せない。我々はなんの改善もできません。
もちろんそんなことはわかった上で関わってきたわけですし、全てを含めて出資者の自己責任だと思います。
不安定で複雑な要素が絡み合いすぎるこの世界に真剣に出資し取り組んでいけないかと考えた自分に責任があると痛感しています。
だからこその大幅撤退となります。
ただ、気持ちとしては騎手も厩舎も、もう少し１つ１つのレースを真剣に、そして考え抜いた上で取り組んでくれると思っていましたが、そうではないことを十分すぎるほどに理解させられました。
そしてその改善が不可能であることが大きいですね。
はっきり言って、この世界では騎手・厩舎関係者ともに本物のプロは少ない。
学校を卒業すれば、一世代数名の卒業生がすべてプロになれる。
入学が関門とか言われてるけど、なぜか２世騎手の割合が非常に高い。
こんなプロの世界って他にどこにあります？（笑）

出資額はすべてドブに捨てるような気持ちで出資し何があっても笑い飛ばせるような関わりかたをするか、本物の馬主になってローテや騎手選定に対してそれなりに口を出させてくれる厩舎と関わっていくかのどちらかなのでしょうね。
私の場合は、一口馬主という投資ファンドへの出資なのに、真剣に考えて１頭１頭にそれなりの口数を突っ込んでいくというやり方が中途半端そのものでしたね。
完全撤退ではありませんが、今後はどんな騎乗をされても、どんな状態で出走してきても、とにかく何があっても笑い飛ばせるようなレベルで出資します。
もしくは馬主になるということですが、馬主になってもおそらくは同じように悩まされることでしょう。結局はすべて道楽だと考えないと中々難しいのでしょうね。

競馬界との関わりから大幅撤退（金銭面）することになりました。