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2015/02/07 09:23

ルメールJとデムーロJの快挙

まず彼らの偉業に心からの拍手を送りたい。

ブラヴォ!、ブラーヴォ!

一口に言葉の壁というが、これは実際に壁に立ち向かった者でないとその困難さは分からない。
それは異国の言葉を学ぶ必然性が薄いからだ。
彼らにとって絶対に日本の騎手にならなければいけないなんて必然性はどこにもなかったはず。例えば騎手の世界一を目指しているのであれば日本へ来るのはマイナスであるはずだ。
また、仕事の合間にというが。普段は仕事の事で頭が一杯でとても語学に力を割く時間も気持ちのゆとりもなかったはずだ。

また、異国で働くという事がどれほど困難か家に引きこもっている連中には想像すらできまい。
家族と別れ一人でなんでもしなければならない。ただ喰うだけでなく仕事で結果を出さなくてはならないのだ。
思い通りにならないからといってネットにはけ口を見出すなんて愚かな事をしている暇はないのだ。

さらに異国で働くという事は今のコミュニティーに分かれを告げるという事にもなる。日本に行くに当たってフランスやイタリアの競馬界から少なからず、反対や不満の声が上がったはずである。どうしてこここではダメなんだ?と。仲間からハブられるのが怖いから何もできないなんて子供の世界とは全く違うのだ。

当然ルメールJやデムーロJにも葛藤はあっただろうと思う。
しかし彼らは夢を追い、敢えて困難な道を選んだ。

並大抵なことではない。
「ちょっと勇気をだして」なんてレベルとは次元の違う覚悟をもって臨まなければいかなかったはずだ。

そして彼らはその高みに到達した。
偉人といってもいいだろう。

安っぽい言い方をすれば、小説やTVドラマになりうる悲喜こもごもが詰まっているはずだ。


一方日本で時間と資源を浪費してるだけのイナゴ同然の連中には、彼らの快挙はこう見えるらしい。
「どうせ金目当てだろw」
本当に日本は堕落した。
彼らは来る国を誤ったのかも知れない。

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