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2015/01/08 09:27

戦慄の名牝(その1)

日本でも数多くの名牝が舞台に登場してきた。
しかし、上には上がいる。

凱旋門賞を制したザルカヴァやトレブは評判が高いが、俺が戦慄を覚えたのはこの2頭ではない。
日本に来て2年連続でエリ女をかっさらっていったスノーフェアリーだ。彼女にはちょっと競馬観が変わる程の衝撃を受けた。

俺の自論では競馬の世界にもホーム&アウェーの概念は存在し、
それは強固な支配力を持つ。JCで外国馬が勝てないのも凱旋門賞で日本馬が勝てないのもこれのせいだと思っている。

しかし、彼女には関係なかった。
まるで90年代のJCを見ているかのような明らかな格上の走りを見せつけられたのだ。日本の3冠牝馬アパパネなどが外へ持ち出す中、ただ1頭最内にきれ込んで行ったかと思うと、あっという間にぶっちぎった。荒れている上に足が止まった先行馬に進路を塞がれるかも知れないというリスクもどこ吹く風。
内を突くディープインパクト、最近で例えるならば最内をつくハープスターとでも言えばいいのか、ちょっと日本の常識では推し量れないレースを見せられた。
馬場も関係なし、トップスピードで馬込みをすり抜けるフットワーク。
世界にはまだこんな怪物がいるのか・・・

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