有馬記念の思い出（その２）

ギャロップダイナの実力は本物だ。
ルドルフを倒したのは伊達ではない。
こう信じて本命にしていた。

この日は姉の就職決定祝いのため家族全員で食事に行った帰りの事だ。家族揃っての外食なんて思い返すと、この日が最後だったわな。

さて運転しながらラジオを聴いていると、何やら混戦らしく
どの馬が来ているのかよくわからない。
ギャロップの声も聞こえたが、勝ったのはダイナはダイナでも
ダイナガリバーの方でした。
ハズレだよ畜生。
でも食事が旨かったからいいか。


他人からすればどうでもいい話ではあるが、
有馬記念は年末のイベントということもあり、
「ああ、あの年にはそんなことがあったなあ」と人生の１ページにちょっとした彩りを添えてくれる素敵なレースなのである。