競輪
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2015/04/03 19:41
“ダービー卿”にチャレンジ！ クラリティCITY・・・
“荒れるチャレンジ・トロフィー”と言われるほど、マトモに収まらないのが『ダービー卿・ＣＴ』でございます。中山の芝・マイルというだけでも難しい上にハンデ戦というオマケ付き、難易度に拍車をかけております。（笑）
さて、出走馬の中で人気上位が予想されますクラリティシチーという仔。母父・スペシャルウィークにキングカメハメハという配合ですが、ワタクシはこの“魔の組み合わせ”で痛い目にあった経験が…。（笑） トゥエルフスナイト（母・シーザリオ）という仔をＰＯＧ指名いたしまして…。能力は確かに高いものをもっていたとは思うのですがねぇ。残念ながら１戦１勝でその競走生活にピリオドを打ちました。そのことは置いておくとして、血統的には何とも『不思議なタイプ』とでも表現すべき仔でしょうか…。父のキングカメハメハからはミスプロ、ヌレイエフ。母系からはオジジアン、ミスワキなどの米国系を受ける一方で、父系からミルリーフ、母系からニジンスキー、セントクレスピンといった“凱旋門賞馬”や“英ダービー馬”などの欧州血統を受け継いでおります。普通に考えれば、これだけの名血や良血馬を重ねているのだから“これで走らないはずがない！”となるのですが、そこが血統の難しさ。ちょっとした“ズレ”で良くも悪くも出てしまうものなのですね。良い馬ばかりを配しても必ずしも“走る馬”が誕生するとは限りません。過去にもこうした例はいくらでもございますから（ラムタラの仔が走らない、セクレタリアットの直仔に大物が殆ど出ていない、等々）。
で、クラリティシチーの場合はというと、実はこの仔の母系ファミリーからは祖母・タイキダイヤ（“クリスタル・Ｃ”など重賞勝ちを含め全４勝）、タイキフォーチュン（“ＨＮＫマイルカップ”の優勝馬）、エーピージェット（“京成杯”の制覇、“'93年・ダービー卿ＣＴ”での３着〔ただし、この当時は中山の芝・1,200�辰任靴�!!〕もあり）などが出ております。面白いのは、これらの重賞馬が（トム・フールのクロスがあったり、ファピアノの直仔であったり、どちらかというと競走馬としてというよりも種牡馬としての活躍が大きい）、自身よりも産駒がＧ�汽譟璽垢鮗 垢望，辰討い襪箸いΕ織ぅ廚亮鏖看呂留洞租戮�強い、という印象を受ける仔であること。その点で、クラリティシチーの父・キングカメハメハは“日本ダービー”や“ＨＮＫマイルカップ”を勝っている、競走馬としても素晴らしい成績を残しておりますので、逆にそこが引っ掛かってしまいます。
上位人気（１番人気〜３番人気）に支持されてしまうようでしたら、軽視したいと考えております。（ただし、これはあくまでも血統的な思惑で、この仔は1,600�胆錣任海譴泙韮仮，靴討い襪海箸鬚�忘れなく…笑）
ワタクシは人気薄の仔を２、３頭ピック・アップ、その仔たちの複勝で今年の『ダービー卿』にチャレンジ、遊んでみたいと考えております。 (^^)
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