競輪
353件のひとこと日記があります。
2015/03/25 18:59
Boys, be ambitious !
Sharktakeさん、『毎日杯』に出走（予定）のアンビシャス…。なるほど、SHARKさんがお考え中なのも解かるような気がしますねぇ。多分、距離的な面でしょうか…（ワタクシの思い違いでしたらご容赦願います）。結論から申しますと、その答えを出すのは難しいですね。ただ、あくまでもワタクシなりの所見という前提でコメントさせて頂きましょう。
父・ディープインパクトは今更、どうこうはございませんでしょうから、まずは母父・エルコンドルパサーという点から考えてみます。このＢＭＳからはクリソライトが出ているように、ダートを得意とする産駒と芝のマイラー系の産駒が比較的多く出ている印象を受けます。父としても代表産駒のヴァーミリアンをはじめダートでの活躍馬を輩出、芝での適応性も勿論、あるのですが産駒からはダート色がやや強い気がしております。その点では、“ダートの2,000�探蕕脳，討襪里世�ら、芝の1,800や2,000でもスタミナ負けはしないだろう”と考えられがちですが、そこが“曲者（クセモノ）”なのです。（笑） ダートにおけるスタミナと、芝での距離適正とはいわば『別物』です。ダート系の血統から芝のステイヤーが誕生することはしばしば起こりますが、これはダートでのスタミナが芝の長距離戦に通じるものがあるからだと考えられています。従いまして、ダートの中距離血統がそのまま芝の中距離適正に繋がるとは必ずしも言えません。芝の中距離戦ではスタミナと共にかなりのスピード能力も問われて参りますから…。ゆえに、エルコンドルパサーの影響が強く出ているとすれば、芝の1,800�辰箸いΧチ�条件はギリギリ（距離的な意味で）かもしれません。
では、まったくダメかというと祖母の父であるレインボウクエスト（米国・Rainbow Quest、欧州で14戦６勝）の色を濃く受け継いでいるとすれば、これはむしろ2,000�丹幣紊任龍デ呂�断然、良くなります！ 冒頭で、アンビシャスの『距離的な（対応力の）答えを出すのは難しい』と申し上げたのは、実はこのレインボウクエストが３代前という比較的近いところに配されているからなのです。レインボウクエスト自身は、３才時のクラシック・レースでは勝てませんでしたが（“英・2000ギニー”が�っ紂◆畔�ダービー”は�Ｃ紂◆醗Ε澄璽咫次匹皚�着と惜敗）、４才の秋に出走した“凱旋門賞”では優勝しました（ただし、これは�｜綟�線のサガス・Sagaceが降着となり、繰上げ�｜紊箸覆辰燭發里任后法�この“凱旋門事件”はともかく、レインボウクエストの種牡馬成績は素晴らしく、'90年の凱旋門賞馬・ソーマレズ（英・Saumarez)をはじめ、“英セントレジャー（日本の菊花賞に相当）”の優勝馬であるネダウィー（Nedawi）とミレナリー（Millenary）、それに英ダービー馬のクエストフォーフェイム（Quest for Fame）などを輩出。日本でもサクラローレル（“天皇賞・春”や“有馬記念”などで優勝！）らを出しており、2,400�探蕕�ら3,000�探蕕泙任海覆擦觧唆陲�数多くおります。このレインボウクエストの影響力がどの程度あるのか、そこがアンビシャスにとっての最大ポイントですね。
ワタクシ個人としましては、1,800�辰�ら2,000�辰箸いΦ�離はこの仔にとって必ずしも有利とはいえないような気がいたしますが…（どうしても母父にエルコンドルパサーを配している点がひっかかります）。尤も気性（良い意味でも逆の意味でも）で克服してしまう、というようなこともありますので本命には出来なくても連下には押さえたいと考えております。(^^)
※当欄での記載内容はワタクシの主観による部分がございますので、どうか寛容な気持ちでお読みください。 m(_ _)m
- アンビシャス
- ディープインパクト
- エルコンドルパサー
- クリソライト
- ヴァーミリアン
- クセモノ
- エスト
- Rainbow Quest
- Sagace
- Saumarez
- Nedawi
- Millenary
- クエストフォーフェイム
- サクラローレル
