競輪
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2014/10/28 01:01
『菊花事変』の首謀者が・・・
トーホウジャッカルとは…。遅すぎるデビュー、３戦目で初勝利、キャリア・７戦の上、姉がスプリンターのトーホウアマポーラ。完全に裏をかかれましたねぇ。(>д<)
それにしても美しい尾花栗毛、均整のとれた馬体。この仔の栗毛は何処から…!? 栗毛の親でなくても栗毛馬は生まれますが、やはり母・トーホウガイア（栗毛）の系統からなのでしょうか…。栗毛の名種牡馬は、近年のノーザンテーストをはじめけっこう多いのですが、“双璧”は何といってもマンノウォー（伝説の“ＢＩＧ ＲＥＤ”）とハイペリオン（ＨＹＰＥＲＩＯＮ）でしょう。
マンノウォー…米国生まれ。21戦20勝、唯一の敗戦は２歳時の「サンフォード記念（ダート・1,200�叩法廚波焦録筏擇个困裡加紂�８度のレコ勝ちのうち、ダート・2,000�丹幣紊韮掬戞Ｉ蘆棺杜漫�61�前幣紊任両，前箸癸欧帖�種牡馬としては期待された程の実績は残せなかったものの、孫世代以降に大物種牡馬を輩出、その血脈を繋げております。日本には直仔の月友（ツキトモ、持込馬）が競馬には不出走のまま種牡馬入りし、カイソウ、オートキツ、ミハルオー（いずれもダービー馬）等を出し大成功しました。
ハイペリオン…英国生まれ。13戦９勝。英ダービー・英セントレジャー（日本の菊花賞に相当）等、2,400�丹幣紊韮犠 �産駒も英ダービー馬やセントレジャー馬、それにケンタッキーダービー馬などの“クラシック・ディスタンス”に強い馬や“ステイヤー産駒”を多く出しました。種牡馬としてもオリオール、オウエンテューダーをはじめ一流馬を沢山残しております。
ちなみにトーホウジャッカルはマンノウォーの血量が約１．２パーセント、ハイペリオンは約６パーセント。彼らの血が７代、８代と経て、現代に蘇ったような、そんな『栗毛の快走劇』を目のあたりにした今年の「菊花賞」でございました。
- トーホウジャッカル
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