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2014/09/11 22:39
「京成杯オータム・ハンデ」の本命は・・・
2頭のうちどちらにしようか迷った末、◎キングズオブザサンに。この仔、2000メートル戦を中心に使われてきましたが、休養前の「NHKマイルカップ」で1600メートル戦での能力を垣間見せてくれました。これをフロック視されているようで、現時点では人気もイマイチ。おそらくは父・チチカステナンゴということでマイル適性を疑問視されているからだと思われます。チチカステナンゴは産駒数が少なく(残念ながら既に死亡)、評価の割れるところなのですが2008年(ヴィジョンデタ)・2012年(サオノア)とたて続けに仏ダービー馬を輩出しております。しかし、これはいずれも2400メートル→2100メートルに距離変更(2005年から)されてからのもの。現に、この両頭は2000メートルまでのレースに良績を残しており、マイル戦や1800メートル戦に強い産駒が出ても何ら不思議ではございません。実際、チチカステナンゴも2400メートルの「仏ダービー」は2着に敗れたものの、2000メートルの「パリ大賞」では優勝しております。加えてキングズオブザサンは母系にボールドルーラー、プリンスキロ、ロイヤルチャージャー、それにネイティヴダンサー(米国・“芦毛の快足馬”)といった『大レース血統』を多く有しており、また父・チチカステナンゴ自身もグレイソブリンの血を受け継いでいることからマイル戦、1800メートル戦あたりの重賞で活躍できる仔を出す可能性もじゅうぶんあるように思われます。キングズオブザサンは2000メートル戦ではタイムがなかなか詰まってこなかったようですが、前走の「NHKマイルカップ」では1分33秒2というマズマズの時計で走破、勝馬とはタイム差ナシでしたから、2000メートルよりも短い距離なら更なる伸び(時計的な、という意味です!)も期待できるかもしれません。幸い、休養明けが効いたのか!?、ハンデの54キロというのも恵まれた感じがしますしゴール前の鋭いキレ脚でアッと言わせてもらえたら嬉しいですねぇ。
◎キングズオブザサン ○ブレイズアトレイル
でいこうと思います!!
「KO杯」にならないことを希望します…。