ブラック魔王さんのひとこと日記

353件のひとこと日記があります。

2015/09/11 23:57

『セントウルＳ』でも力走、アクティブミノル！

　アクティブミノルはアグネスタキオンの娘・ピエナアマゾンにスタチューオブリバティ（米国・Statue　of　Liberty、欧州を主に７戦２勝）を配して生まれた仔です。父のスタチューオブリバティは芝の５Ｆと６Ｆで２勝（中位から直線、鮮やかに抜け出して優勝した英ＧⅢの“コベントリーＳ”など）しておりますが、ＧⅠ勝ちは無く、またマイル戦は３度の出走があるものの⑧、②、⑨着と敗れております。従いまして戦績をみる限りではストームキャットやシアトルスルー等の米国有名種牡馬の系統ではあるものの、基本的にはそのスピード能力を大々的に受け継いだ種牡馬であると思われます。産駒にはカシノピカチュウ（ファルコンＳ・②着、ラジオNIKKEI賞・②着）、キクノストーム、本馬（アクティブミノル）等がおりますが、スタチューオブリバティの影響が強く出た１頭としてハイリスト（豪州・Hay List、28戦15勝）の名を挙げてみたいと思います。このハイリストという仔、15勝の殆どが芝・1,000～1,200㍍戦で、芝・1,400㍍戦は１勝のみ。その強烈なスプリント能力を武器に短距離戦を制してきました。アクティブミノルもおそらくはこのようなタイプに近いものと考えられ、本質的には1,000㍍（５Ｆ）が“スタミナの消耗限度距離”ではないかと思います。つまり、５Ｆを超えてからの１Ｆは“スピードの惰性力”と“根性”で走っているのではないでしょうか…。ましてや限界を大きく超えるマイル戦の『朝日杯』で“掲示板”を確保などというのは凄いことです。このＧⅠでの⑤着という成績は鞍上の手腕との見方が強いのですが、ワタクシはこの仔の“頑張り”、常に力一杯のレースをしようという根性の表れだろうと推測いたします。その“原動力”となっているのはトム・フール（米国・Tom Fool、米三冠レースでの勝利は無いものの30戦21勝、種牡馬として大成功）の５×５というクロスのみならず、この仔の母系にあるとも考えられます。
　母のピエナアマゾン（日本・１戦０勝）をはじめ祖母・ロイヤルリフ（米国・16戦２勝）、３代母・ロイヤルレヴェルズ（米国・Royal Revels、２戦１勝）、４代母・ロイヤルフォリー（米国・Royal Folly、１戦０勝）など目立った活躍馬はいないものの、３代母のロイヤルレヴェルズからはトロウンス（米国・Trounce、44戦12勝。北米地区の“ノーザンウルフＳ”で②着、“ギャラントボブＨ”でも②着しております）が、また４代母・ロイヤルフォリーからもプリンスヴァリアント（米国・Prince Valiant、13戦６勝）という“ＧⅡ・ルイジアナ・ダービー（ダート・９Ｆ）”の優勝馬らが出ており、スタミナを消耗し苦しくなってから１Ｆ、２Ｆを頑張る、という強さを子孫へ繋げているのだろうと思います（勿論、全ての産駒に伝わるわけではありませんが…笑）。アクティブミノルが、５Ｆしか走れないガソリンで６Ｆを持ち堪えられるのは、こうした母系からの“稀有な引き継ぎ・遺伝”があったればこそ、といえるのかもしれません。
　今回も５Ｆを過ぎてからが“試練の場”となりましょうが、それでも直向（ひたすら）に、懸命に力走しているであろうアクティブミノルに声援を送らせて頂きます。　＼(^О^)／

　⑥番の単・複のみ購入、レースを見守りたいと思っております。

アクティブミノル
アグネスタキオン
ピエナアマゾン
スタチューオブリバティ
Statue
Liberty
ベント
カシノピカチュウ
ファルコン
キクノストーム
ハイリスト
List
プリン
フール
Tom Fool
ロイヤルリフ
ロイヤル
Royal Revels
Royal Folly
ギャラント
ヴァリアント

いいね！　ファイト！

ブラック魔王さん

川のアユムーンさん、“いいね！”ありがとうございます。Ａ・ミノルの“激走”に期待しましょう!!

2015/09/12 22:11
川のアユムーンさんがいいね！と言っています。

2015/09/12 16:06
川のアユムーンさん

去年の函館2歳ではいい逃げでしたね(＾◇＾)

2015/09/12 16:06
ブラック魔王さん

レインボウ◎さん、“ファイト！”ありがとうございます。

2015/09/12 06:36
レインボウ◎さんがファイト！と言っています。

2015/09/12 02:43
ブラック魔王さん

ウマジロオーさん、早々の“いいね！”ありがとうございます。(^_^)

2015/09/12 00:16
ウマジロオーさんがいいね！と言っています。

2015/09/12 00:09