353件のひとこと日記があります。
2015/06/20 08:32
『ノンコの夢』は叶うのか・・・
まず、父・トワイニング(米国・6戦5勝)はロールオブザダイス(平安S)やフサイチアソート(東スポ杯2歳S)といった重賞ウイナーこそ出してはいるものの、全体としては不振で、産駒は“条件戦での穴馬”といった印象が強い種牡馬かもしれません。しかし、だからといって軽視は禁物でトワイニング自身、ミスタープロスペクターの孫であり、母父にはネヴァーベンド(Never Bend)、そして母系の4代前にはマンノウオー(米国・21戦20勝、“ビッグレッド”の愛称で全米をフィーバーさせた!)が配されている種牡馬です。つまり、ノンコノユメは3代前にネヴァーベンド、5代前にマンノウオーという、現在の“5代内血統”ではあまり見かけない、いわば『絶滅危惧種』にも近い父系の血を持つ仔なのです。もっともマンノウオーは種牡馬としては期待を裏切る結果となってしまいましたが…。1点だけ気をつけたいのは、この父系が米国・ダート血統の極めて濃い配合になっていること。上手く機能すれば、スピード豊かなダート馬を出す背景になり得るということです。
一方、母系はというと母方にリファールなどが入るもののレイズアネイティヴをクロスさせるなど、やはり米国系の強い配合で、ロヤルスキー(Royal Ski)やアリダー(Alydar)などが加わることでダートのスピード系に標準を合わせているような気配が伝わってきます。とはいえ、いわゆる先行してそのまま粘り通すという単調なレースではなく、差し込んでスピードを活かすタイプのように思われます。そのことは母系ファミリーからダート系の仔(シャドウクリークやスピードアイリスなど)よりもハーツクライを筆頭にアイリッシュダンスやダイヤモンドビコーなど芝で活躍した仔が多く輩出されていることからも明らかで、“ダート適正プラス芝のキレ”といったイメージでしょうか(ちょっと褒め過ぎかもしれませんが…笑)。従いましてノンコノユメがもつレイズアネイティヴ(Raise a Native)の4×5というクロスから心配されるネイティヴダンサー系特有の“単調な、一本道的なレース運び”を懸念せずとも良いのでは、と考えます。むしろ、唯一の不安があるとすれば、母父がアグネスタキオンであるという点でしょうか。種牡馬としては大成功を収めたタキオンですが、母父としては思うような活躍馬を出せずに早逝(2009年)してしまいましたので…。BMSがタキオンであっても走れる、というところをノンコノユメに証明してもらいたいところです…。ここは一番、期待するよりございませんね!! (^о^)
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ブラック魔王さん
イーライさん、“いいね!”ありがとうございます。
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ブラック魔王さん
ウマジロオーさん、“いいね!”ありがとうございます。
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ブラック魔王さん
じゅんざんさん、イーデンホールも母父にフォーティナイナーの仔であるディストーティドユーモア(Distorted Humor)を配していますからノンンコノユメの父系と重なりますね!
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じゅんざんさん
僕はイーデンホールでいきます。
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ブラック魔王さん
SHARKTAKEさん、“いいね!”ありがとうございます!! いえいえ、心配無用でございます、今日は1日のんびり、競馬観戦させて頂きます(馬券ナシです…笑)。 (^^)
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お忙しい中どうもありがとうございました〜。
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