『エプソム・カップ』に挑むフルーキー！

　フルーキーの父・レッダウツチョイス（豪州・Redout's Choice）は芝の1,100�叩�1,600�辰任両，狙韻靴�なく、産駒も概ね1,000乃至1,200�辰泙任燃萍�しているため、常に“距離不安”が囁かれております。ワタクシも４走前の『チャレンジ・カップ』では△しか付けられず、優勝馬とタイム差ナシの��着と好走され、驚かされた記憶がございます。（笑）　これは多分に母父・サンデーサイレンスの中距離能力や、５×５という形でクロス（血量としては６．25％）されているNatalma（ナタルマ自身がファロス、フェアウェイの４×５というインブリードがあります!!）の影響を少なからず受けているものと推測できます。
　母系を少し遡ってまいりますと、曾祖母（３代母）・Outstandingly（米国・アウトスタンディングリー、米で20戦10勝）は“ウェルシャー・Ｈ（芝・8．5Ｆ）”や“ラスパルマス・Ｈ（芝・９Ｆ）”、それにＧ�気痢�ハリウッド・スターレット・Ｓ（ダート・8．5Ｆ）”に優勝。その孫・Fortitude（米国・フォーティチュード、50戦５勝ですが��着が７回、�Ｃ紊癸顕鵑△襦鳩�実派”です）も芝の8．5Ｆである“ベルモントＢＳＨ”を勝っておりますので、1,700から1,800�辰△燭蠅泙任呂海覆擦修Δ粉兇犬鮗�けます。しかし、その娘（フルーキーの祖母）・センセーション（英国・Sensation、米・欧州で８戦４勝）は“ファルマス・Ｓ（英、芝・８Ｆ）”や“サンドリンカム賞（仏、芝・1600）”で優勝を飾るなどマイル実績の多い仔でした（なお、仏・Ｇ�気�1,600�胆錣任△襦肇献礇奪�・ル・マロワ賞”ではシンガリ負けの��着）。そして母のサンデースマイル・�兇榔儿颪韮汗錣靴藤云，里漾∩瓠垢鉾某Ｆ�りしております。
　母系・ファミリー全般を拝見しましても、いわゆる“大物”が見当たらず、Ｇ�供Γ猫靴離譟璽垢魴�実に戦ってゆくというタイプのようですね。距離的には父・レッダウツチョイスというよりも父系・母系全体から1,600戦あるいは1,800�胆錣芭呂鯣�揮できる能力を受け継いでいるものと思われます。ただ、1,800戦が絶対的にベストかといわれると、実際にはマイルの方が向いているかもしれません。尤も祖母のセンセーションからシスティマティック（英・Systematic、欧州で20戦８勝、勝ち鞍の中には英・Ｇ�靴覆�ら芝の12Ｆである“カンバーランドロッジ・Ｓ”があります）が出ておりますし、また３代母のアウトスタンディングリーはＢＭＳにラウンドテイブル（当欄では“常連”の１頭…笑）が配されておりますので、2,000�辰鯆兇┐覿デ呂砲覆辰燭�らといってガクッとパフォーマンスが低下してしまう、という心配は少ないと思われます。
　結論としましては東京の1,800�胆錣�最高の舞台とは云いずらいかもしれませんが、上位争いは必至とみます。ワタクシとしましては◎は付けにくいのですが、▲は付けてみたい仔であると考えております。(^^)