タンタフエルサ（2018年2月：山元トレセン）

休日を利用して美浦トレセンから出戻りしてきたタンタフエルサに山元トレセンで会ってきました。
（年末に美浦：国枝厩舎へ入厩し、無事ゲート試験を経て一気に東京一回開催でのデビューを図ろうとしましたが、心身ともに物足りないとの判断から1月13日に再放牧となっています）

山元トレセンは初めての訪問でしたが、訪問に合わせて調教も見させて貰い、坂路を三本駆け上がるところを見学させて頂きました。
忙しい中、本当にありがとうございました。
坂路では、最初の一本は軽く身体を慣らす程度の馬なり調教でしたが、二本目で17-16、三本目で14-14を軽快に駆け抜けることができていました。
額の流星と左前脚のソックスで坂路を駆け上がってきてもすぐに判別できるので、この姿を早く競馬場で見てみたい気もする反面、やはり集中が足りないのか物見をする子供っぽいところもしばしば伺えたため、公式コメントにもある身体と精神のバランスがとれてないという表現がしっくりくる気はしました。

馬体は、2歳の時とは見違えて筋肉がついて逞しくはなっていましたが、線の細さがまだ残り、もう少し鍛えようはあるのかなぁ、と感じました。
国枝先生が先週訪れていたようですが、すぐの帰厩にはならないようです。
もう一段上のギアを引き出せるよう、走る気を出させる地道な乗り込みをし、皐月賞前に初戦が迎えられれば、と言う状況でしょうか？

もう一段のパワーアップを目指して今は待つのみ！