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2015/11/14 12:48
ジャパンカップはどうなるんだろう。
ジャパンカップでの外国馬の優勝が久しくありません。
私は、外国馬が日本の馬場に適応できないとは思いません。
外国馬が対応できないのは、日本競馬の展開だと思います。
今年のブリーダーズカップと過去のジャパンカップをデータとして考えました。
過去5年のジャパンカップ優勝タイム
2010年・2.24.9
2011年・2.24.2
2012年・2.23.1
2013年・2.26.1
2014年・2.23.1
過去5年のジャパンカップの1600m通過タイム
2010年・1.38.3
2011年・1.38.5
2012年・1.36.5
2013年・1.40.4
2014年・1.35.5
今年のBCターフの優勝タイム
2.32.06
今年のBCターフの1600m通過タイム
1.39.07
これだけだと馬場状態やコースの違いが影響するので、同日に行われた1600mのレースと比較しました。
2010年・(キャピタルS(OP))・1.33.2・JCとの差5.1
2011年・(アプローズ賞(-))・1.33.5・JCとの差5.0
2012年・(キャピタルS(OP))・1.32.1・JCとの差4.4
2013年・(アプローズ賞(-))・1.34.0・JCとの差6.4
2014年・(キャピタルS(OP))・1.33.6・JCとの差1.9
2015年・(BCマイル(G1))・1.36.69・BCTとの差2.38
今年のBCターフは、最後の800mが52.99かかっています。
栗東の坂路調教のタイムではありません。G1のタイムです、今年の凱旋門賞馬が出走しているレースのタイムです。
ジャパンカップは2014年以外、正直G1とは言えない温い流れです。
条件戦より5秒も遅いレースなんて、道中遊んでいるのと同じようなもの。
タイムで見ると、外国馬は最後のキレだけで勝負するレースの経験が少なすぎる。
そこが問題になっていると考えています。
最後にアルカセットが勝った2005年のジャパンカップ。
優勝タイム・2.22.1
1600m通過タイム・1.34.0
同日1600m(キャピタルS(OP))・1.32.9・JCとの差1.1
道中の流れが速くなれば、外国馬は十分にやれます。
ペースメーカーになる逃げ馬が出走すれば、外国馬も要注意だと考えます。