ゴールドシップとフェノーメノ

日曜日は本当は木更津に行ってなければならなかったのですが、急用ができ、家に居なければならなくなりました。

という事で、天皇賞を観戦できることになりました。

一番人気はゴールドシップ。彼に隙は無いはず。
長い距離適性は菊花賞で証明済！

ただ、同じ年齢で父親も同じフェノーメノだけには先着を許しているのです。
フェノーメノはダービーで2着、秋の天皇賞で2着、どちらも僅差の2着。今度こそはG1勝利を狙っています。

ゴールドシップの馬番は8番です。
フェノーメノは6番。

ゴールドシップはパドック周回中、2頭前のフェノーメノが目に入っていると思います。
「ゲッ！嫌な奴がいるなあ。あいつ、苦手なんだよな」と、前の馬の陰からフェノーメノをちら見。
人間にも馬にも苦手意識って言うのがあって、ゴールドシップはメンバー中、唯一先着を許したフェノーメノが苦手なのです。(と、私は思う）

かたや、フェノーメノは「あいつ、強いってみんなに言われているけど、勝ったレースにオレ出てないもんね。オレのいないところで、勝ったぞ、強いだろ！、なんて勝手に言ってるだけだ。」


出走直前、ゲート前で解説の細江順子さんが「いつものゴールドシップは、他の馬をにらみつけてビビらしているのですが、今日はなんだか、一番子供っぽく見えます」と言っていました。

結果、フェノーメノは悲願のG1勝利、ゴールドシップは何とか掲示板に載った5着でした。
最後は伸びていたのでバテテいたわけではないみたいです。
初めから「あいつがいるから真面目に走るのやめちゃおうっと。真面目に走って負けたら嫌だから」って感じみたいでした。

このトラウマ、まずいですよ。
6月の宝塚記念にはオルフェ―ヴル、そのオルフェ―ヴルに勝った女の子ジェンティルドンナ、そしてフェノーメノが出走するでしょう。
『フェノーメノがいなければやる気が出る、勝てる。でも、いる時はやる気出ないもんね。』って事になっちゃったら大変です。

どうぞ、ゴールドシップ君、まじめに走って能力を出し切って
見てください。
ガチンコ勝負を期待しております。

ちなみに、只今、宝塚記念は『ネコパンチに愛の一票を』キャンペーン実施中です。