アヴェンティーノ、あなたは本当に偉いです

昨日のフォワ賞は見事、オルフェ―ヴル君が勝利しました。
しかし、その陰に１億人の日本人が認めていると思いますが、帯同馬のアヴェンティーノの活躍がありました。

オルフェ―ヴルも彼に頼りきっている様子。
彼がいる限り、問題行動も少ないのでしょう。
オルフェ―ヴルはフランス生活を楽しんでいるというコメントも笑っちゃいました。
フランスかぶれのオルフェ―ヴルって想像しただけで笑える。
「俺は金髪なんだし、もうフランス人なんだ」なんて思っているのかも。

アヴェンティーノの馬名の由来はローマの７つの丘のアヴェンティーノの丘からでしょうね。
でも、この単語の用法に
ritirarsi sull`Aventino
と言う使い方があって、意味は『（政界などで）孤高の非協力的態度をとる』なのです。
１９２４年ごろイタリア下院議員の一団がムソリーニのファシズム政権に抵抗し、アヴェンティーノの丘に集まって、議会活動を拒んだことに由来するそうです。

馬の方はオルフェ―ヴルに全面協力ですよね。
真逆の意味で面白いです。