11/21　No38　マイルCS

1.32.6　47.6/45.0/33.3　超スローペース
グランアレグリアは直線に入っても後方で、エンジンのかかりが遅いように見えた。またもや波乱かと思った。ルメールJはあわてず騒がず、外へ出してそこから桁違いの脚を繰り出して、シュネルマイスターに3/4差をつけて見事に有終の美を飾る。
藤沢Tにとって、藤沢流調教術の集大成であった。2歳夏から5歳秋までの3年半、故障することもなく、休養を取ることもなく春秋のシーズンに必ず登場し、積み重ねたG1が６勝、取得賞金は10.7億円。無事これ名馬を実現した。

強い3歳馬は、2位シュネルマイスター、3位ダノンザキッド、5位ホウオウアマゾンと上位を占めた。シュネルマイスターは直線でなかなか出てこれなかったが、ゴール前良く伸びてきた。来年のマイル戦は、この世代の独擅場となろう。
弱い4歳馬は、6位のサリオスが最先着。