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2021/11/15 13:52
11/14 No46 エリザベス女王杯
古い競馬ファンは、「ベガはベガでもホクトベガです!」(関西テレビ・馬場鉄志アナウンサー1993年11月14日)を思い起こしただろう。
「赤は赤でもアカイイト」です、と。
10人気アカイイトの走りはパワフルだった。4角手前からまくって、直線入り口で先行勢に並びかけ、直線で後続を突き放して2馬身差の完勝。
2.12.1 59.0/12.3/60.8/48.7/36.5は早くはない。8R(2勝クラス)が2分14秒7であった。3ハロンの上りは時計がかかって、最後はパワー型が残る結果となった。強い3歳の2位・ステラリア(7人気)を含め、キズナ産駒のワンツーであった。キズナ産駒初のG1勝利。
馬場差はなかったと思える。3位クラヴェルは内をついて伸びてきた。
先の馬場アナウンサーのもう一つのヴァージョンは、「横山は横山でも、父・典弘です」だ。クラヴェルは9人気、3人気の武史ウインマリリンは16位の惨敗。戦前から状態が十分でないと伝えられていた。
力のいる馬場は、6頭出しのディープインパクト産駒の4位ソフトフルートが最高であったことからもわかる。5位以内は、キズナ産駒が2頭、エピファネイア産駒が2頭とパワー型が上位を占めた。