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2021/05/03 13:45
5/2 No163 天皇賞
福永祐一Jのワールドプレミアが、父・洋一のエリモジョージに次ぐ父子制覇を成し遂げた。これは横山父子に次ぐ2回目だそうだ。
ディープインパクト産駒としては、3000M以上のG1だけを勝ったのは、フィエールマン以来2頭目。晩年にステイヤーを輩出して、これからの発展を見たかったが、無いものねだりだ。
良馬場の3.14.7/59.8/11.9/61.7/61.3/49.3/37.4のスタミナ勝負のレースだった。上位人気4番以内が4着内に入線。武Jは複雑な気持ちだろう。福永Jは、兄のワールドエースの主戦Jだったが、持ち味が全く違う両馬に、血統の神秘を感じているのではないだろうか。
ディープボンドは重のほうが走れるのだろう。
カレンブーケドールは、戸崎Jが勝つ積りの早仕掛け。馬を信じての追い出しだったが、もう少し粘り切れなかった。
アリストテレスは、ルメールJがコメントしたように少し距離が長かった。スタミナ勝負に持ち込まれたらやや分が悪い。
レースを引き締めたのは、6着のゴール前200M前まで逃げ粘ったディアスティマだった。カレンブーケドールに絡まれなかったら、もっときわどい勝負になったのではと思わせる。