11/29　ジャパンC

史上最高のメンバーで、レース前からワクワクしていた。
キセキが驚異的ペースでレースを引っ張って引き締めた。レースの上りは、ダートよりも遅い、49.9/37.8。キセキは来年勇退する角居きゅう舎なので、思い切った勝負に出たのかと思ったが、ジョッキーによればかかったようだ。

キセキの逃げによって我慢比べのスタミナ勝負に持ち込まれた。それでもさすがに3強は34秒台で上がった。アーモンドアイは、スタミナ勝負でもへこたれないことを証明した。
3強が1−3位に、予定調和であるかのように入線した。4，5位馬も3強にも匹敵する強さだった。6位以下は、3馬身差と決定的な差があった。

アーモンドアイはやや陰りが見えるかのような今シーズンであったが、超一流馬のラストランは圧勝するという前例を信じた。次がないから目一杯の仕上げになる。オルフェーブル、ディープインパクト、シンボリクリスエス、シンボリルドルフ、などなど。
国枝調教師、Good Job！　

アーモンドアイはG１９勝の不滅の新記録、獲得賞金はキタサンブラックの18.7憶円を超える19.1憶円、空前絶後の名馬だ。新しい競馬ファンには、「アーモンドアイを見たかい」と声をかけたい。

JCの売り上げは前年比47％増し。役者が揃えば、参加するファンは多い。これからも名馬を輩出することを期待するのみ。

テレビに岡部幸雄元ジョッキーが登場した。すっかり禿げ頭の爺さんになっていたのに年月の移り変わりの早さを感じた。