netkeibaユーザーへのQuiz(Mission11-Ans)

　先週、"netkeibaユーザーへのQuiz(Mission11)" と題して出題したクイズの回答を記載します。
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【解答】
馬名：フーリッシュプレジャー [Foolish Pleasure]
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【解説】
　名馬ラフィアン[Ruffian] の現役最後のレース The Greatest Match Race の対戦した馬は、Ruffianと同期の天才牡馬 Foolish Pleasure。

　Foolish Pleasureは、2歳時に7戦全勝。デビュー戦以外は全て重賞。そのうちG1 3勝。文句無しの2歳牡馬チャンピオンに輝いた。

　3歳になっても、勢いは衰えず、ウッドメモリアル、フラミンゴS の2つのG1を冬?初春に制覇。その実績のまま、ケンタッキーダービーも圧倒的本命に応える勝利。

　2冠目・3冠目のプリークネスS・ベルモントSこそ、共に2着に敗れるも、14戦全てで本命に推され、11勝収めた世代最強牡馬。

　そんな　The Greatest Match Raceは、まさに

『天才少女』と『天才少年』の一騎打ち・・・文字通りの『雌雄を決する一騎打ち』

となった。

　そのRaceは、スタートから 内埒寄りのRuffian とその外の Foolish Pleasure の並走状態がずっと続く。このままGoalまで駆け抜けるシーンを想像していたFanに凍り付く事態が起きた。

　これまで他馬に並ばれた事の無いRuffianが、残り1000mを切る辺りで突然の失速・・・競走中止となった。

　故障が発覚後、ベルモント競馬場[Belmont Racecourse]の隣接された病院に運ばれ、Ruffianの治療へと入ったのだった。

　故障の原因は、右前脚の種子骨の粉砕骨折。(※故障の状況は、時代は違うが、サイレンススズカ[1998天皇賞(秋)出の事態]と同じ。)　骨折の程度は獣医師の手が血で真っ赤に染まるほど重度のものであった。

　麻酔をかけ骨折した箇所を固定する処置が施されたが、麻酔が切れた後、暴れた事により、治療箇所の状態が悪化。治療は断念され安楽死処分がとられた。命日は、1975年7月7日(七夕)。
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【余禄】
　Ruffianの死亡後、彼女の遺骨は、ベルモント競馬場[Belmont Racecourse]の内馬場に埋葬されています。(※彼女の石碑は、2枚目写真の上)

　あの1件以来、実は、アメリカでは、 The Greatest Match Raceの様な番組内に無い特別マッチレースの様なレースは、一切行われなくなりました。

　恐らく、本来出るはずの無いRaceでも、愛馬は命懸けで戦っている。そんな事を考慮してのものと思われます。

　また、彼女は、アメリカの競馬界にある一大研究施設にも名が残されているのです。カーネル大学の競走馬に関する医学・薬学等の科学全般面に関する研究施設
カーネル・ラフィアン・エクワイン・スペシャリスツ[Cornell Ruffian Equine Specialists]　がその名を遺しています。(※2枚目写真の下)

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※参加・回答者は、4名。ノギインパクト、広瀬北斗さん、かふぇ?、Ereedさん　全て正解です。また、広瀬北斗さん、Ereedさんは、英語表記で解答してくださいました。
どちらでも、文句無しの正解です。

　あと、そのマッチレースは、You Tubeで、英語で

‘Ruffian The Greatest Match Race’

と入れれば引っ掛かります。あえてURLを示しません。心臓に良くない映像ではありますが、大丈夫であれば、是非、You Tube でcheckして下さい。

【写真】
●1枚目 : http://www.americasbestracing.net/en/the-latest/news-stories/2014/2/10/the-imperial-elegant-ruffian/
●2枚目(上) : http://madssmith.blogspot.jp/2011/05/ruffian-racings-greatest-filly.html
●2枚目(下) : http://ruffian.cornell.edu/