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884件のひとこと日記があります。

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2015/11/07 21:49

知って・観て得する海外レース(week44)

 10/25?11/1分の 知って・観て得する海外レースです。通算44回目です。

 この週で取り上げるレースは、先週に続くBC(ブリーダーズカップ[Breeders' Cup])関連シリーズです。

 今回は、BCシリーズの牝馬版の究極モノ を書きます。 

 今回取り上げるレースは、1988年のBCディスタフ(米G1)です。

 この年の勝ち馬は、パーソナルエンサイン[Personal Ensign]です。今回は、レースから書きます。

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【レース映像】

因みに、Personal Ensignは、ここまで生涯12戦無敗。G1は、7勝。その引退レースに選びました。

 立ちはだかるは、3歳代表の2頭

 ウイニングカラーズ[Winning Colors](牝馬にしてケンタッキーダービー制覇)
 グッバイヘイロー[Goodbye Halo](3歳NY牝馬3冠を含む G1 6勝馬)

を含む8頭。決して『ザコばかり』を集めたとは思えない程の豪華版。

 レースは、Winning Colorsが先導。Goodbye Haloが2番手。大本命のPersonal Ensignは、ぬかるむ馬場を気にして、後方3頭目。

 悠々マイペースで先行するWinning Colorsは、勝負所でも脚色は、衰え無し。直線は、ライバルが追撃するものの、残り200mでは、Winning ColorsとGoodbye Halo が抜け出しを図る。

 しかし、ようやく外目へ持ち出したPersonal Ensignが最後のひのき舞台を飾るべくGoodbye Halo の外へ出る。

 最後は、まさに『究極の3頭の死闘』。制したPersonal Ensignは、これで13戦無敗。アメリカ競馬に伝説が刻まれました。

●レース映像URL : https://www.youtube.com/watch?v=lSpBui9UIkM [Breeders' Cup World Championshipsより]

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【レース ⇒ 日本へ】

 この年のBC ディスタフに出た馬は、日本の競馬にも、血統導入がなされた馬が多い年なのだ!

 斜字で書かれた馬4頭は、自身又はその姉妹が日本に輸入された。

2着:Winning Colors は、娘のゴールデンカラーズが日本輸入。(因みに、エアグルーヴビワハイジと同期。)

3着:Goodbye Halo は、キングヘイロー[2000年高松宮記念(G1)優勝]を輩出。

5着:クラシッククラウン[Classic Crown]は、シックスクラウンズ[Six Crowns](両親が、アメリカ3冠)の仔。また、チーフズクラウン[Chief's Crown]が兄。

7着:エピトーム[Epitome]は、1歳下の妹は、タイトゥルー(1992 クリスタルC(G3)2着/サクラバクシンオーと同期。)。

じゃあ・・・肝心のPersonal Ensignは? 実は、直接ではないが、日本競馬に関わっているのだ!

 今年、アメリカへ里帰りした種牡馬ウォーエンブレム[War Emblem]の『父の母』が、彼女である!

 欧州に限らず、『女(牝馬)は、太陽』と呼べるのにふさわしいレースでした。
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【写真・参考】
 その衝撃的な叩き合いの写真を載せました。左は、優勝馬 Personal Ensign。真ん中は、Goodbye Halo。右は、Winning Clolrs。

●写真URL : http://www.horseracingnation.com/blogs/zatt/The_Greatest_Breeders_Cup_Ladies_Classic_of_Them_All_123 [Horseracing Nation より]

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  • スーパーやっちさん

    ⇒広瀬北斗さん、いつもコメント有難うございます。

     そうですね。この年に関しては広瀬さんの仰る通りだと私も思います。

     中でも、生涯13戦無敗の戦績をおさめた パーソナルエンサイン[Personal Ensign]は、レイチェルアレクサンドラ[Rachel Alexandra]やゼニヤッタ[Zenyatta]が登場するまで、『米史上最強牝馬なのでは?』という声が挙がった程です。

    2015/11/08 14:18 ブロック

  • 広瀬北斗さん

    クラシックに回って貰いたいメンバーですね。

    2015/11/08 07:42 ブロック