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2015/08/02 14:58
知って・観て得する海外レース(week31)
今週から8月に入りました。知って・観て得する海外レースの第31回目です。
夏真っ盛り・・・前々回(week29)に続き、アマゾネス[Amazoness] (牡馬と混じっても驚異的な強さを見せた(魅せた)牝馬)
を取り上げます。
その中から、今週は、1987年 仏オークス(G1)です。
このレースで取り上げる アマゾネス[Amazoness] は
インディアンスキーマー[Indian Skimmer]
ミエスク[Miesque]
の2頭です。
Miesqueは、既に記載しました。ここでは、そのMiesqueを破った馬 Indian Skimmerを取り上げたいと思います。
着差は、Miesque自身の最大着差で敗れた4馬身差。
また、Indian Skimmerは、このレースを制覇した後、故障で3歳盛夏?秋シーズンは、休養。その後、4歳に入り、
フェニックスチャンピオンS(愛G1)[※現在の 愛チャンピオンS に相当]
英チャンピオンS(英G1)
イスパーン賞(仏G1)
を優勝。因みに、
・牝馬で、
・西欧圏3カ国(英・愛・仏)で、牡馬を破ってG1勝ち
を達成した馬は、いません!
その80年代屈指の牝馬と80年代最強マイラーが、唯一の邂逅を果たしたレースです。
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【レース映像】
古典(!)とも言えるレース映像です。
レースは、伏兵ラルーシュ[Laluche]とプリペイド[Prepaid]が、後続を大きく離す展開で幕が開く。
有力2頭は、ミエスク[Miesque]は、好位置4番手集団。一方のインディアンスキーマー[Indian Skimmer]は、後方集団に付ける。
先導する2頭は、直線で失速。その後に、2頭の叩き合いになるが、Indian Skimmerの独壇場。
その強さをご堪能あれ!
このレース、スポンサーは、有名なエルメス[Hermes/バッグ等で有名なブランド]です。2010年までずっと続いていました。(※現在は、ロンジン[LONGINES]です。)
●レース映像URL(英語実況) : https://www.youtube.com/watch?v=2ZP6y9P4Rk0 [Eddie Cr のチャンネルの動画]
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【写真】
左下の写真は、勝ち馬のIndian Skimmerの写真です。若い頃からハッキリとした『芦毛』です。
●左下写真(Indian Skimmer)URL : http://www.sporthorse-data.com/horse/10078153/977/Horse_Indian_Skimmer-big.jpg
●右下写真(Miesque)URL : http://www.highoffleystud.co.uk/stableexpress/Article.asp?T=Horse Database
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スーパーやっちさん
⇒広瀬北斗さん、コメント有難うございます。
あ、結果表の図面に距離が書いてませんでした。失礼しました。そうでしたね。仏オークス(G1)は、芝2100mです。
英オークス等の他国のオークスの様に、2400mだと、距離不安のある馬は、もっと減ると思います。スピード化された近代競馬だと、猶更ですね。
因みに、このレースは、ミエスク[Miesque]にとっての2000m以上のレースです。 -
広瀬北斗さん
オークスと銘打ってもフランスのは2000m位でしたよね。ですからミエスクも出走したのでしょうかね?
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スーパーやっちさん
⇒エルロンさん、はじめまして。コメント有難うございます。
LONGINES[ロンジン]・HERMES[エルメス]に興味が出たようですね。
LONGINESは、よくG1レースのスポンサーで、話題に上る事が増えましたね。実は、競馬のみならず、陸上競技等の計測記録に関わるスポーツ全般でも採用されています。
あと、HERMESは、『馬具』から始まったブランドなんですよ。 -
エルロンさん
日記へのコメントありがとうございました。競馬歴21〜25年とはすごいですね。色々勉強させてください。競馬を好きになり、時計はロンジンを持ちたいと思ってます。それまで興味のなかったエルメスにも急に興味が。あとはロンシャンですね。
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スーパーやっちさん
⇒トキノナミダさん、コメント&『いいね!』有難うございます。
ミエスク[Miesque]の観点から見ると、こういうコメントも頷けます。あと、欧州調教馬とて、仏・英・愛など渡りながら活躍するのは、容易な事ではありません。それも、凄まじいと思います。 -
トキノナミダさん
上には上がいる、そんなレースですねぇ。
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トキノナミダさんがいいね!と言っています。