大乱戦漂う皐月賞。

大乱戦漂う皐月賞。

春のＧ１もこれで３戦目、高松宮、桜花賞と
それぞれ一番人気がずっこけた格好だが、
それに続く人気馬が上位に入線した事で馬券の上では
比較的に穏やかな決着が続いた。

さて、皐月賞。
どうやらグランディツァが一番人気の様相だが果たしてどうか？
前走のスプリングＳは強い内容であったが、Ｇ１馬アルフレードが
勝手にずっこけてしまい、他のメンバーは手薄な構成だっただけに
同馬が勝って当然とも言えなくもない。只、今回も騎手がデムーロで
あろうし、簡単には切れそうもないので馬券的には厄介な馬だ。
前回同様、３番人気くらいが丁度良い馬なのだが・・・

そして、本番と同条件の弥生賞は随分と中だるみのレース展開であり、
淀みなく流れる本番には、この上位結果は直結しないような気もする。
ただ、叩き台とみれば着順にこだわらず、ここをステップにした馬は
警戒が必要だろう。

又、これらを含め他の前哨戦も道悪馬場が多かったので
時計の比較も容易ではないが、前哨戦の優勝馬の中では
若葉Ｓをステップにしたワールドエースが良さそう。
前々走のきさらぎ賞でも同様な印象だが、直線、余裕をもって
抜け出してくる内容は大物感がある。
追えばもっと伸びそうな気配もするがどうだろうか。

このように現時点ではワールドエースが中心と考えているが、
他の人気馬はあまり信用できないのでヒモ荒れ狙いの予想になりそうだ。
最終追い切りと枠順の発表を待って結論を出したい。
よい目が出れば良いのだが・・・