孟徳ファーム日記”焦燥?”

明くる日、シャナはまたしても二着…

シャナ“ねぇ、これで何が分かったと言うの”
“毎回、毎回負けてあたしの事なんだと思っているの…”

曹“うっ…”

確かにいつも勝ち気なお転婆も内心は傷付いていた。

ただ、一つ決定的な事に気付いた。

それは“長所”

シャナはある程度平均的に能力が上がっているものの特化した能力が無い。

勝機を見出だす原因は分かった。
しかし、シャナがあの様子…


?“いつまでグジグシやってんだよおまえら”

ふと、振り返ると奴がいた…

曹“何でお前ここに居るんだよ”

シャナ“お前なんか関係ない”

ソウガだった。

ソウガ”たかだか負けたぐらいでへこたれるとは意外と可愛いもんだな、シャナ“

シャナ”うるさいうるさいうるさい“(赤面)

曹”何だよ結局心配になって出てきやがったんか“

ソウガ”いや、これはだな?そう新しいDVDを借りに来たんだよ借りに”

曹“へぇ?そうでごさいますか”

ソウガ”何だ、そのジト目は“

曹”いや、別に(相変わらず素直じゃないんだから…)“

ソウガ”まだお前なんかヒヨッコこれから勝ちゃ良いんだよいくら焦ったって空回りしてんだよ“

シャナ”ううっ…“

ソウガ”それとも勝ちまくって女王様にでもなろうとしてんのか?”

シャナ“思っちゃ悪い”

ソウガ”本気かい“
曹“即答かい”

やれやれ…

ソウガ”お前にはまだ先があるんだからそんなに急ぐ事なんかねぇんだよ“

シャナ”だってヴィルヘルミナだけ勝って悔しいんだもん“

ソウガ“やっと素直になったじゃねぇか変なわだかまり持ったって上手く行くわけねぇんだよ”

シャナ“………“

ソウガ”もう少し肩の力抜いて走る事を楽しめ”

曹“…”

そう、そうだったんだ。
走る事を楽しませる事を忘れていたんだ…

それをソウガは教えてくれた…

そう納得していると、

“ドカッ”

シャナ“何1人で格好付けてあたしに諭してんのよ”

ソウガに蹴りがめり込んでいる

ソウガ“うぐっ…お前、俺に何しやがる“

シャナ”べぇ?“

走り去っていった…

曹”まぁ、あのお転婆がすんなり言う事聞きそうにないか…“

ソウガ”(ワナワナしながら)元は言えばお前がだらしないからいけないんだ“



結局いつもの展開に…

ボロボロの二人…

曹”まぁ、ちゃんと仕上げて勝たせるから待ってくれ“

ソウガ”もう、お前しか出来ないんだからしっかれやれよ“

そう言うとソウガは帰っていった。

ソウガの言う通り俺しか出来ない事を再認識して新たな決意を胸に。


ヴィルヘルミナ”勝った私を何で誉め讃えないでありますか“

完全に忘れられてたヴィルヘルミナ

おめでとうヴィルヘルミナ

これからまたステップアップして上を目指していこう



作者の独り言

いや?長々駄文を読んで頂き誠にありがとうございますm(__)m

感謝感謝感謝です

いつもはリアルタイムのネタを話題にしていますがたまにはストーリー物も作っていかないと(^^ゞ

元々、ソウガとのお話の延長線上になっています

ですからソウガの血筋は絶やす事が出来ません

そんな訳なんですね?

以後も時折続編を書いていこうと思ってます

宜しくお願いしますm(__)m

しかし、日記を制作している上で最大の問題は”入力制限“

先程から添削を繰り返してましたが一向に解除されない

で、話を二話に分けてしまいました

そして、スペースに余裕があるのでぐだぐだと能書きを書いている次第で

結構、推敲⇔添削は大変なんですよ

話の形が崩れないようにしたり、言葉の変更したり

そんな訳でサイト側も”何文字まで入力可能“と書いて頂ければ幸いなのですが(T_T)

そうすればその制限内で書き終えるようにするんですが

グジグシ言ってるとお転婆二頭に蹴られそうなのでこのへんで(^^ゞ

そんな訳でしてこちらは少し時間を開けてからの制作になりますのでご了承の程宜しくお願いしますm(__)m

今後も全作精一杯努力して楽しい内容にする事を約束します。


by.曹 孟徳