スマートフォン版へ

マイページ

437件のひとこと日記があります。

<< こちらは通常版です!... ひとこと日記一覧 親愛なる皆様へ?... >>

2010/09/01 17:23

昨日の真相

こんばんはです!
昨日はご心配お掛けいたしまして申し訳ございませんでしたm(__)m
いつも日記を見て頂いてわかってらっしゃる方達が多いと思いますので大体の内容をお書きします。

昨日、仕事が終わり部屋でのんびりしていました。
小腹が空きましたので下に下りて物色しに。
冷凍庫にお好み焼き発見し、解凍し始めて間もなく、おふくろが何かを言い始めた。
内容は

“親父が気力を無くしたらしい!原因は医者の口より真相を告げられたから”

だと。
つまり、親父は医者より危険な状態だったことを告げられて自分の余命が少ないと思い込んでいると…
自分は怒りが沸き上がった
しかし、残念ながら自分のおふくろ人に物事を伝える事が下手で自分に毎回“内容が伝わらないから分からない分かりやすく伝えろ“と怒られているので半信半疑。
しかし、事の真相を知る必要はあるし、親父を説得・納得させる事も早急にしなければならない事態。
温め始めたお好み焼きを止めさせて、急遽病院に行く事にした。
正直、かなり困惑していた。
出ていった時間が16時近い…明日も仕事あるので時間は極力掛けたくないがそんな事を度外視してしなければならない…どれだけ親父は凹んでるのか…真相を聞いてどう話せば親父には伝わる…
色んな思考が頭の中に溢れてきてもそれを”不安“という形で表現してはいけないので移動中も小説を読みながら、音楽を聞いて無理にでも強がる。
東銀座駅につき、電車を降りる。いつもの一駅分の徒歩は早足になったが日が沈みかけた外気温は耐えるには耐えられる温度だったのが救いだった。
病院につき面会手続きを終わらせ、病室のあるフロアに移動するが病室には入らず、ナースステーションへ。
担当医のトップと話を先にするべきだったからである。
幸いそこに居た。
強ばった形相の自分は担当医のトップと話をする。事の真相を聞き出す。

結局、こういう事だった。

巡回医と話し合いをしている時に打ち出した話”どうせ、長くはないんだろ“と言った言葉に対して巡回医は”入院した当初はそうなってもおかしくなかった“と言ったのが相当ショックになり、自分は長くないと思い込んでしまったという事になっている

と言うわけです。
はっきり言って、その状態だったし覚悟もしましたが自分の話をしている担当医のトップは以前
”ここまで回復しているとは思わなかった“
という言葉を自分は聞いていた。
その言葉を聞いた自分は悟った。
”最悪はなくなった“
と。
しかし、担当医のトップ曰く、
”普通の身体でないし、年齢的の問題はあるので、順調にはいかない。現在も良化していくのがイマイチ。治療法を変えたりしているが経過みながらだと二週間位で反応が分かる。“
親父としてはジレンマに刈られていて良化していない事に苛立っている状態。そこに来て、告げられた真相にかなりの衝撃を受けたわけである。
自分は話をすべて聞いて担当医のトップにお詫びをした。
その後の問題は当然、親父なわけでどう説明するかになるわけです。真実をふまえながらどうやって納得させるか…
病室に入ると親父は寝ていた…
部屋の冷蔵庫からコーク・ゼロを取出し、やっと涼と一安心を手に入れる。
暫くすると目が覚めた。
俺が部屋に居る事を不思議がり(当然だが)半分現つ。
それから、始まった。説得交渉が!
延々と。
親父を傷付けないように。
医者が話している現状を納得出来るように。
自分の本音を吐きながら。
ありとあらゆる話していい事を話した。
後は親父本人の心次第。
元来、自分の親父はわがまま…
そんな親父が凹んで弱ってるなんて自分の中には存在しないもの…それが存在してしまった。
ならば、そんなものを無くしちまえば良いやるだけの事をすべてやってみるだけ後は悪いが本人に背負ってもらう。先に進むのは親父本人だから自分ではサポートするだけしか出来ない…勿論分かってる…だから出来る事をやって、後悔をしないこれは…泣きながら病院を帰ったあの日に決めたもう一つの覚悟。
その覚悟が腹にある以上自分は後悔しない現に日記を作っている今も後悔はない。スッキリしてますよ
でも、少しは心配…
今日仕事中におふくろに病院に行く前に電話して”親父をケアしてくれ“って頼んでしまう。それも本音…
全てを有りの儘でやっていけたらとどれだけ軽くなるんだろうかな?と思ってしまう。そうしたい!でも、それは出来ない…だから、人間は仮面を持つ。本当の自分を見せないために。
ただ、一言。
この”うまスタ“にいる。”曹孟徳“に仮面は無いと。

お気に入り一括登録
  • ステーション

いいね! ファイト!

  • えびすさん

    自分はこのような経験をしたことないないので、かなり軽率に聞こえてしまうかも知れませんが……

    なんでも気持ち次第プラス思考で行きましょう 自分は、「自分」が楽しい気持ちでいれば周りにも勝手に伝わって楽しい気持ちになると信じてます。 人と人ですから言葉以上に伝わるものがあると思います ましては親子
    親父さんを思ってる気持ちは十分に伝わってますよ

    2010/09/02 03:16 ブロック

  • ケイさん

    こんばんは。医者に告げられるということで、過去に経験があるので書いてみます。
    まず、ひと昔前に、おばさんがガンになりました。昔は告知しないで隠し続けるのが普通でした。乳癌で全摘して、五年過ぎた頃に、大学病院の主治医が症例として、進行したガンでも五年生存しているとして地方紙に記事として載りました。
    それを読んだ叔母は、自分の事と理解し死ぬ為の準備を開始。
    まず写真館に行き葬式用の写真を撮りました。綺麗に撮ってと注文した写真は、綺麗に撮れてましたが、どこか影が薄かったです。
    しかし、写真を撮った後も数年生き伸び、最後はガンの全身転移で亡くなりました。その数年はどんな気持ちだったのか。昔は隠すのが当たり前でガンはまだ治らない不治の病だったために起こった悲劇でした。
    五年前に母が胃癌を患った時は、インフォームドコンセントに本人も参加し、こういうふうに胃を半分切るとか、たちの良くないガンだという事も本人に告げられました。
    母は、切ってしまえば良いんだよね。それでダメならあきらめるだけでしょ。と普通に手術し、今でも生存しておりガンは完治しています。ただ今は加齢による体の衰えで車椅子生活ですが元気です。
    時代や性格とか、ショックの度合いや受け止め方は人それぞれなので、個人に合わせて話したり理解したりしてあげないと病人なので冷たく感じたり、自分は要らない人と感じたりするので難しいところですね。
    でも腹を割って話したなら理解出来たはずですよね。親子だしね。
    落ち込んでる病人を励ますのは物凄く難しいけど、頑張って下さいね。

    2010/09/01 23:22 ブロック