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2014/04/22 19:14

西高東低に潜む懸念

先日の春雷S(3回中山6日OP芝1200)を見て感じたことがある。15頭中12頭が関西馬なのである。幾らなんでもと思い、現在本賞金1600万以上の3歳以上の馬つまりOP馬(3歳はクラス編成替えになってもオープンの馬)を調べてみた。すると栗東105頭に対して美浦の48頭しかいない。3歳は東9に西12と張り合えているが4〜7歳は圧倒的に西が多い(東29vs西89)。8歳9歳になると西はほとんどいなくなり(4頭)東は10頭も現れる。
ちなみに準OP勝ち馬を自ブロック制導入後の12年9月から東西で分けて調べると299R中関東馬は90頭しかいない。東4場で138R、西4場で156Rと数も違うのだがそれ以上の差が東西には存在する。ちなみにそれより前の同じくらいの期間(2011年3月〜2012年8月)だと248Rで東83頭に西165頭となる。自ブロック制導入前よりも関東馬は占有率が導入後下がっているのである(33%→30%)。
まあこの結果は予想されたことなので驚きはしないが春雷Sのような事態はこれからも続くだろう。森厩舎や清水久詞厩舎のようにそれを意図して狙っている陣営もある。そしてこれから準OPが西に多くなったよう魅力的な番組が西に多くなっていくかもしれない。それは私にとっては面白いことなのだが人口の多い地域での体たらくは競馬全体の盛り上がりを阻害する。しいては売り上げの低下につながりかねない。根本的な美浦の体制の見直しが必要なのではなかろうか。懸念される。

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