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2013/01/17 22:43

騎手論

今回カルドブレッサのレース振りに対しておこった幸騎手について貴重な意見を投稿された方がおられた。その方は勝率を調べて幸騎手の多数の騎乗と勝率の低さからその評価を低くされていた。
この掲示板では根拠のないイメージだけの発言が多い。それは掲示板だから構わないのであるが、中には感情に任せて言っているだけのものもある。そんななか根拠を示して自身の意見を述べられることはこの掲示板では十分評価に値するものだと私は考える。

それだけに私はそのデータをより深く調べたいと考えた。ここで論ぜられるのは幸騎手の上手下手だ。となれば腕を比較するのに騎乗する馬の質が大きく違えば馬7人3と言われる競馬においてはそのデータに変なバイアスが入ってしまうように思えた。
だが騎乗馬の質を揃えるには何か条件付けが必要だと思う。最も一般的であると私が考えたのが勝ちに最も近いと思われる馬での騎乗成績だ。ただ騎手の名で1番人気に祭り上げられることはあるだろう。だからその注釈を敢えて入れた。だがそれは掲示板に書かれているような幸騎手の騎乗したほとんどが抜けた実力馬であることを想定したものではない。常識で考えても3年間で156もある1番人気馬騎乗の大半がそんな馬で占めることはありえないことは明らかだろう。
ちなみに厩舎でいうと武田・湯窪・西園・野村・宮本で1番人気騎乗馬の4分の1を占めている。どれだけその中にずば抜けた馬がいる確率があるかはこれら厩舎の成績を見れば判る。それにリーディング上位騎手は社台のバックアップがあり、各厩舎のいい馬を騎乗する可能性が高い。

データはその取り方でどちらにもとりうることが出来る。だからこそより公平な条件で比較対象をすべきだと思う。今回は騎乗に関することなので馬の質は出来るだけ揃えるべきだろう。それは人気薄で調べるよりも人気のある馬で調べたほうがバイアスは小さい。それが今回掲示板に書いた条件を選んだ理由だ。決して結論ありきで出した条件ではない。これで調べると今回の結果だったのだ。だからこの結果は私にも意外であった。

ちなみに1番人気で騎乗したときの着順は幸が昨年リーディング7位までの騎手よりも一番いい。そのことからも決して幸騎手は下手な騎手ではないと言いたい。もちろんこれらリーディング上位の騎手より上手いといっているわけでもない。またカルドブレッサにまた騎乗して欲しいとい言っているわけでもない。

せっかく根拠のある意見だったのだからもっと意見を聞きたかったが、自分の意見を押し付けるだけに掲示板を使えばあの掲示板で時々嫌な思いをさせる投稿と変わりない。そこであの時点でやめることにした。そのかわり自分のところで一応書いておこうと思った。タイトルをみて事情を知らずここに来た人は馬鹿なことをやってると思われるかもしれない。ここまで読んでくださった方には感謝したい。

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  • ガルオさんがファイト!と言っています。

    2013/01/28 10:03 ブロック

  • くーこさんがいいね!と言っています。

    2013/01/18 06:20 ブロック

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    2013/01/18 00:26 ブロック