フェブラリーステークスとメイセイオペラ

今日はフェブラリーステークスが行われました。

メイセイオペラの強さは年を重ねるごとに神格化されてきているように思います。

今年ある程度期待されていたハッピースプリントもサトノタイガーも

中央の厚い壁にはね返されてしまいました。

メイセイオペラの凄いところはディフェンディングチャンピオンとして臨んだ

２０００年のフェブラリーステークスだと思います。

調整も上手くいかず、レースもオリオンザサンクスの暴走といってもいいぐらいの

最初の１０００ｍ５７秒台の超ハイペースに巻き込まれながら

先行勢で唯一最後まで接戦を演じウイングアローから０．３秒差の４着に

踏みとどまったこのレースこそ、負けはしましたが私がメイセイオペラのベストレースだと

信じています。

コーナー二つ。多くの地方競馬場に比べて浅い砂。軽い砂質。発走地点の芝スタート・・・。

東京1600ｍダートコースはやはり地方馬にとって克服すべき点が多いからこそ

なかなかタイトルに手が届かないのだと思います。

そんな中でこの条件をほぼ満たせる盛岡競馬場で育ってきたオペラは

「勝つべくして勝った」奇跡の馬だったのではと思います。