スマートフォン版へ

マイページ

31件のひとこと日記があります。

<< 各競走馬の掲示板での自分... ひとこと日記一覧 有馬記念の馬券... >>

2020/12/06 02:49

ヨ  シ  オ

砂の深いダートの短中距離平坦競馬というのも
よく考えたら不思議な競技だと思うんだ。

スピードは砂の深さと相殺する。
しかも地方だと1周が1100mぐらいしかないとこもあるので、カーブを器用に曲がれないとスピードは生きない。

スタミナも欧州(芝)に比べると、日本のダートコースは坂がないかあっても緩いコースばかりだから、
あまり有利にはならない。
昔の地方だと級があがらないと中長距離を走らせてくれないから、尚更だ。(最近はそうでもないが)

パワー型は、中央ダート馬のほとんどがそうではあるんだが、雨が降ったら高速馬場に化けるから不利。
天気に左右される。
ただし、その雨がさらに降ると、泥んこで滑る馬場になるから(鈍足でも体幹のしっかりしたパワー型が)有利になる。

深いダートは非力な馬の活躍を殺すが、脚や骨の弱い馬にとっては、深いダートはクッションになる。
でもそういう馬は私は日本のダートしか走れません!ってな体になってゆく。
適性が尖る、というかね。

ヨシオが勝った中山1200mダートのOPは、短距離の下り坂コースで
関西の競馬場にはない、最初の3ハロンでオーバーペースになりやすい、難易度の高いコースでもあった。


…日本では、このよくわからない深いダートコースの短中距離レースは、1年365日の間、必ずどこかでやっていて、施行回数はもっとも多い。
そしてそこで勝ち上がっていった馬は皆、多少の距離適性はあれ、どんな血統であろうと、ヨシオみたいなマッチョに肥育され磨き上げられたような馬になる。
そう考えれば、外国メディアが取り上げてくれるジャパンカップに出てもいいと思うんだよ。厩舎が出したければ。
芝2400mのタイムが5秒以上足りなさそうでも、この手のダート馬は、ある意味
日本競馬の象徴みたいな奴なわけだから。

お気に入り一括登録
  • パワー
  • ヨシオ
  • メディア

いいね! ファイト!