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2017/11/18 21:28
持ってない男、岩田康誠
もう既に競馬ファンの皆さんはお気づきのことと思うが、今日、中央競馬の京都競馬で珍しい出来事が起こった。
京都5レースの新馬戦で岩田康誠騎手騎乗のアドマイヤビートが落馬した。
3コーナーで、11番ザクライングマシンが外側に斜行し、アドマイヤビートに触れたため、同馬はバランスを崩して転倒した。
実況で、「13番のアドマイヤビートが転倒、落馬してジョッキーも振り落とされています」とアナウンスが流れて、一瞬ドキリとした。
落馬した岩田康誠は後藤浩輝騎手を2度にわたり落馬させ、自殺の遠因をつくった人物。
それはさておき、今回の落馬で岩田騎手騎乗予定の馬がすべて乗り替わった。
6R12番ロードラズライト が四位洋文に
7R1番タスクフォース が浜中俊に
11R8番ブラックバゴ が池添謙一に
12R5番ベルカプリ が荻野極に
U+A0
それで、岩田騎手から乗り替わった馬たちがどうなったかというと、驚くべきことに、すべてが連対を果たした。
U+A0
6R12番ロードラズライト →2番人気2着
7R1番タスクフォース →5番人気2着
11R8番ブラックバゴ →6番人気1着
12R5番ベルカプリ →5番人気1着
U+A0
リーディング上位の騎手からの乗り替わりなら、このようなケースはけっこう見られる。
しかし、現在岩田騎手は77勝の8位。
ベスト10には入っているが、ベスト3のルメール、戸崎、M・デムーロからはダブルスコアで大きく離されている。
だから、有力馬が岩田騎手からスライドしての連対、ということではない。
事実、連対を果たした3頭は5・6番人気からのものだ。
これは、落馬した岩田騎手には気の毒だが、「持ってない」としか言いようがない。
強気の岩田ジョッキーだから、こう言われたら、
「俺が乗ってたら、ロードラズライト とタスクフォースも1着に持ってきた」などと反論するかもしれないが……。
岩田騎手の怪我は右下腿打撲と診断されたとのことで、大事に至らずに何よりだ。
同騎手の明日の騎乗の有無は、明朝の怪我の回復状態で判断するとのことだが、
もし、騎乗が出来ずにまた乗り替わるようなことがあったら。
岩田騎手騎乗予定の人気薄の馬から狙ってみるのも面白い。
マイチャンピオンシップは最低人気のガリバルディ。
不良馬場の前走、富士Sは参考外として、前々走2着にきた京成杯オータムHの走りを見せれば、見せ場は作れるはず。
岩田騎手には申し訳ないが、明日の騎乗発表を大いに注目したい。