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2017/01/29 11:44

NEWSポストセブン、「週刊ポスト」

NEWSポストセブン、「週刊ポスト」が配信しているネットニュースで、角居勝彦調教師の記事が載っていた。

師の言葉ひとつひとつがシンプルで、理にかなっていて、目から鱗が落ちるという表現がピタリ当てはまるものだ。

いわく、

「調教の要諦は『走らせすぎない』」こと。

「競走馬に必要な能力は真っすぐに速く走ることだけ。これさえ磨けば競馬では必ず勝ち負けに持ち込めます。」

しかし、

「調教で『真っすぐ、速く』を許しすぎると、馬は暴走してしまう。すると足が壊れてくる。」

馬が暴走するのは、人が馬に乗ることによっておこるストレス。

ずるい馬は早く調教を終わらせたいため、騎乗者の要望に応えようと、速く走って、これがため故障につながる。

だから、調教ではひと工夫が必要なのだ。

いわゆる調教駆けする馬(けれどレースでは走らない)というのは、こういうことだったのか。

どれもこれも馬の心理を的確に掴んだ上の深い言葉に感心するばかりです。

師は藤沢和雄師のもとで学び、独自の調教理論を確立しました。

従来は、弱い馬を先行させて強い馬がこれを追い抜くという方式であったものを藤沢師は逆転させた。

能力の高い馬を、若駒や課題のある馬が追いかけることで、双方の力を引きのばすことができる、という。

まさに、コペルニクス的発想。

藤沢師は競馬界の常識をひっくり返した開拓者ですが、そのもとで学んだ角居師はさらに、その精神を精緻な調教理論にブラッシュアップした、競馬界の理論家です。

私の愛馬、フリーフォールは現在、屈腱炎の手術後のリハビリ中ですが、角居厩舎でお世話になっています。

師のシンプルかつ力強い言葉でさらに勇気がわきました。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170129-00000010-pseven-spo&p=2

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    2017/02/15 13:29 ブロック