「種牡馬の墓場日本」テスコボーイ→トウショウボーイの血を残せなかったのは、残念です。テスコボーイの甥がドイツで大種牡馬になっているのを知って注目していました。父祖ダークロナルド以来父系は続き、今年10代目が独ダービーになりました。ゲルマン魂を具現する馬と敬愛されたアカテナンゴが死んだ後、ランドがダービー馬を出さずにこの世を去った時は、遂にこの血はここまでかと思いました。しかしランドの子スカロがダービー馬ラッカリオ（母系はランドと同じ）の父なので、父系９代連続ダービー馬の父は継続中です。一番大切な資源は生命です。途中失敗したかなと思えても人間の知恵で命を何とか活かそうとするドイツ馬産界は立派です。最近の凱旋門賞出走馬の血統の中に多く出てる名前は、テスコボーイの母suncoutです。ワールドエースが日本で成功しないならドイツに渡して欲しいと思います。