競輪
17件のひとこと日記があります。
2021/03/04 23:00
去り行く現代の名伯楽
今年は近年の競馬会に多大な功績を残したトップトレーナーの引退が相次いだ。
中でも特に印象深い3人の足跡を端的に振り返りたい。
◆松田国師
クロフネ→タニノギムレット→キングカメハメハの“三部作”は強烈だったし、
ダイワスカーレットはキャリアの集大成のような馬だった。
そのノウハウは門下生の角居＆友道厩舎に確実に受け継がれたと思うし、
馬作り＆人作り両面に於いて超一流のホースマンだったことは間違いない。
思い出の一頭は師の愛情を感じさせたフサイチエアデール。
◆角居師
藤沢イズムにマツクニさんのスパイスを加えて昇華させたようなスタイルだったと思うが、
定年まで14年残してこの成績（重賞＆G�犠〕�数ともに師匠より上）は凄すぎる！
また宗教家らしく引退競走馬の慈善事業（サンクスホースプロジェクト）にも力を入れており、
ホースマンの鑑のような人物だった。、
活躍馬はウオッカやヴィクトワールピサなど枚挙に暇がないが、
個人的に印象深いのは武豊が匙を投げた京成杯でのブルーイレヴンの暴走。
◆西浦師
社台ノーザンに頼らずともテイエムオーシャン、カワカミプリンセス、ホッコータルマエなどを育て上げ、
確かな技術力を示した昔気質な昭和（合理性＜仁義）の生き残り。
その流儀は本田厩舎に引き継がれているのではないか。
思い出の一頭は騎手時代のヤエノムテキ。
昨今の“ノーザン子飼い調教師”から名伯楽は生まれるのだろうか？
- クロフネ
- タニノギムレット
- キングカメハメハ
- ダイワスカーレット
- フサイチエアデール
- スパイ
- スタイル
- ウオッカ
- ヴィクトワールピサ
- ブルーイレヴン
- テイエムオーシャン
- カワカミプリンセス
- ホッコータルマエ
- ヤエノムテキ
