ディープインパクト

【現役時】
SS産駒はどれも強烈だったが、中でもディープはその集大成というかオールラウンダーな印象だった。

【凱旋門】
直行ローテとはいえ、ディープでも勝てない（ND天国）のか…とショックだったな〜。
レース後に金子氏が「凱旋門は欧州3歳のスターホース決定戦」とコメントしていたのを未だに記憶している。

【種牡馬】
ステイゴールド→オルフェーヴル
ハーツクライ→ジャスタウェイ
キングカメハメハ→ロードカナロア、ドゥラメンテ

のような強烈な産駒は出せなかったが、アベレージヒッターとしてSS後継の役割を見事に果たし、
競馬界に多大な貢献をもたらしたのは周知の事実。
ここ10年セールの核となっていたのは常にディープだった。

【所感】
先日種牡馬を引退したキンカメにしてもそうだが、苛烈な経済原理によって消耗している感は否めない。
サラブレッドは活躍したところで生存権が保障されるだけで、人間のように贅を極められるわけではない。
我々はホント因果で罪深いゲームをしているんだと事ある毎に痛感させられる。

いずれにしてもディープバブル崩壊…
SS〜四半世紀支配した日本競馬も、間もなく転換期を迎えようとしている。