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2022/04/29 13:34
≪天皇賞(春)・展望2022≫
ゴールデンウィーク突入。3年ぶりに制限無しということですが、感染者数は大して減っておらず、新型コロナって最早「何なの?」状態...ニュースでも賑わってる旅行へ出かける予定もなく、梅雨入りしたかのような空模様が続き生憎の天気なので久々に展望を書いてみます。
淀改修に伴い二年連続仁川開催の春天、一周目外回り〜二周目内回りというかなり特殊なコース形態。内回り〜内回り阪神大賞典との違いはそれ程なく、淀の頃から直結するレースではあるものの「負けていた馬」は苦戦傾向で、あって2着までというケースばかり目立つのが1つ目のポイント。
1995年ライスシャワー→ステージチャンプ→ハギノリアルキングで上位独占したリアルシャダイ産駒のような いわゆる“長距離型”といった存在がいなくなって久しい。強いて挙げるとすればハーツクライ産駒が長丁場も得意。そんな血統面で見渡してみると「ネイティヴダンサー系」が大苦戦。過去10年は馬券圏内皆無。さらに遡っても2011年エイシンフラッシュ(2着),2007年エリモエクスパイア(2着)とトウカイトリック(3着)ぐらい。キングカメハメハ産駒が大活躍してきた時代で後継馬の勢いもなかなかだが、この著しい傾向が2つ目のポイント。
これら2つのポイントに着目しただけでも結構絞れてくる。重までなら実績あるディープボンドが堅軸と誰もが思う所だが、凱旋門賞級の不良馬場まで行ってしまうと少々不安も(金曜一時どしゃ降り〜土曜晴れ〜日曜一時雨という微妙な天気予報)。上位人気にもチラホラ見かけるネイティヴダンサー系をスパッと切るのか押さえるのかを悩みつつ、現時点で最も注目しているのは、唯一のハーツクライ産駒で鞍上ルメールのハーツイストワール。大挙7頭出走のステイゴールド系が押さえの中心。
来週は、これまたデータ傾向顕著なNHKマイルCや地方ではかしわ記念なんかもあって楽しみです。春天は波乱含み想定から勝負度軽めの馬券を組み、良い形で繋いで行きたいと思います。