≪皐月賞・回顧2022≫

01着○ジオグリフ
…底力的には上位人気と差はなく、今日はタフ馬場がハマり完勝。スムーズな競馬さえ出来れば福永は上手い。恐らく距離の壁が囁かれるであろうダービーでも1番人気にはならなそうだがドレフォン産駒のポテンシャルは未知数なだけに再び一発はあるかも知れない。

02着−イクイノックス
…このローテーションでもしっかり仕上げてくるノーザンファーム生産馬に「前走どこだったか」なんて最早関係無いということか。回復まともならダービーで1番人気必至だが、父キタサンブラック,母の父キングヘイローなだけにポカが無いとも言い切れない。

03着◎ドウデュース
…武豊のお手馬としては総合力の高さでスペシャルウィークのイメージを抱いていたが、まさか「後方追走から上がり最速で勝ち馬から0.3秒差3着」という所まで再現されてしまうとは(^^;体型的に人気は落とすだろうが、底力や距離適性的に差はなく、スペシャルウィークの道をトレースするならダービーでも大いに期待したい。

05着☆アスクビクターモア
08着☆ジャスティンパレス
13着☆キラーアビリティ
…この世代のディープインパクト産駒は壊滅状態。ディープ直仔のクライマックスは先日ワンツーを決めた大阪杯までで、最早オワコン。長らく注目してきたがいよいよ時代の終焉を迎えたということ。これからは孫世代の棲み分けに注力すべき。

16着▲デシエルト
…ポテンシャルは高いがスタート後の躓きで終了。確変一時的で先週・今週とあまり乗れていなかった鞍上；岩田康成の気合いも虚しく、かの粗品氏本命の呪いもあったか。脚質的にダービーは厳しい。

　【イクイノックス】と【ディープインパクト産駒】を天秤にかけ後者を選んでしまった最大の二択失敗。「乗れてないルメール」「前例のないローテ」とそれなりの根拠あっての選択でしたが、そういった要素がことごとく崩れて裏目に出てしまい辟易。
　競馬は破られるジンクスと破られないジンクスのせめぎ合い。ローテの常識完全崩壊とディープ産駒との決別を次に繋げて行ければと思います。