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<< ≪帝王賞・予想2021≫... ひとこと日記一覧 金子馬の凄さを知らしめてくれた馬... >>

2021/07/04 17:59

≪帝王賞・回顧2021≫

01着△テイオーケインズ
…淀みない流れの先行勢を前に見ながら、直線へ向くと絶好の手応えで抜出て突き放し完勝。近2走同様、時計の出る馬場が大得意なタイプ。今後どこで狙い目になるかと言えばズバリ「南部杯」。「チャンピオンズC」「フェブラリーS」も当然有力だが、地方の重たい砂でどうなのかは気になる所。

02着‐ノンコノユメ
…GI実績は言わずもがな。大井2000の適性だけでいえば、オメガパフュームにも劣らぬスペシャリスト!だったのは過去の話、と近走成績から思い込んでしまっていた。何かしらの希望があるからこそ現役を続けている訳で、それにしても9歳での復活劇には驚かされた。好きな馬なんで出るからには多少なりとも押さえておかなければと反省。

03着▲クリンチャー
…芝のGIIを勝ち、菊や春天でも馬券になり、凱旋門賞まで経験しながら、ここへ来てダートでも一線級の活躍を見せるタフさに脱帽。川田騎手が乗って以来覚醒した同馬の底力は本物。まともな鞍上なら今後も堅実に走って来そうで、人気に関わらず外せない存在。

04着‐ミューチャリー
…生え抜き地方馬では屈指の実力馬。JDD以来、中央馬の牙城をあと一歩の所で崩せていないが、本当に頑張っている。交流GIでは、どうしても足りないけれど、レース選択次第ではもっと勝ち星を積み上げていい筈の馬。

05着◎オメガパフューム
…大井2000の申し子も、衰えなのか、ズブさが出て来たせいなのか、時計が早過ぎたせいなのか、色々な要素が重なってまさかの馬券圏外に。大井2000のGIで7戦連続連対を記録しただけでもとてつもない実績と安定感だが、それでも“競馬に絶対は無い”ことを改めて知らしめる結果に。

06着△チュウワウィザード
…この馬も安定感が売りだったのに...「ドバイワールドカップ2着」という肩書きよりも、やはり海外遠征帰りというのは割引き要素なのか。元々得意なコースではなかっただけにノーカンでも良いが...

07着○オーヴェルニュ
…重馬場適性なら勝ち馬に匹敵するものを感じていたが、今回は前が厳しい流れを追いかけ過ぎた感。福永騎手は、ケイティブレイブで出遅れて豪快に差し切った2017年のように、溜めた方が上手い。その一方で前目の競馬や早仕掛けには脆さを見せやすい。今後の活躍は人馬の相性次第という気も。

10着☆カジノフォンテン
…川崎記念〜かしわ記念の3連勝は、紛うことなき本物。が、東京大賞典のあわやの2着は、やはり展開利あってのもの。中央馬の厳しいマークにあっても残せる程のコース適性は無いということ。流石に今回は人気し過ぎたものの、コースや展開次第で引続き中央馬とも充分やれるのは間違いない。

 昨年の帝王賞&JBCクラシックが全く同じ3頭の決着で、絶対的な存在感を示していた。しかし、そこで連覇したクリソベリルが仕上がり不足のチャンピオンズCで飛び、調子を崩してしまったことも然り。やはり“競馬に絶対は無い”というのもまた事実であり厳しい現実。かつては三連単10倍前後という固い決着が続く頃もあった帝王賞ですら、100万馬券を産み出すのが競馬。絶対王者不在の今、交流重賞はあらゆる可能性を探って手広く買う形を取った方がしばらくは良いかも知れません。

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    2021/07/04 18:11 ブロック