≪netkiebaPOG 2020-2021 最終結果報告≫

46戦[19,6,4,17]重賞9勝 ＧＩ5勝
勝率.413 連対率.543 複勝率.630
単勝回収率187% 複勝回収率100%

46,315人中13位は
2010-2011期の437位を大幅に超える
自己最高記録となりました

第10位セイウンブリスク
　走る馬が良く出ることで知られる2歳戦開幕週の東京マイル戦。最初に狙った当馬は、調教でなかなかのタイムを計時していたのが決め手でしたが、勝ち上がり率結構高めの西山さん馬の中では残念な結果に…唯一の非ノーザンファームを選んでしまったこと、翌日の評判馬サトノレイナスを選べなかったことが最後の最後に上位争いで響いてしまいましたがこんな運命もPOGの一コマです。

第9位サヴァニャン
　非業の死を遂げたシャケトラの全妹。金子さんのディープ産駒とはいつも相性が良くなく、今年は粒揃いだっただけに…5戦して見せ場が殆ど無く、流石の金子馬でも厳しいかも知れません。

第8位プラウドルック
　新馬戦でオッ！という走りを見せ、勝ち上がりも時間の問題と思わせたものの、目の外傷で休養が長引き順調さを欠いてしまいました。砂で活躍する全兄グレートウォリアー同様、この馬もダートで未勝利勝ちという少し変わったディープっ仔、古馬になってからかな。

第7位ヴィルヘルム
　この世代で台風の目となったキャロットファームのエピファネイア産駒3頭の中でも前評判は高かったのですが、ジリ脚なりに頑張っていたものの残念ながら脚部不安発症で休養中。

第6位ドナウエレン
　2歳戦開幕週に選んだもう1頭。マイル2戦で一息足りないと思っていたら、1200で強い勝ち方を見せ期待が膨らんだ所で骨折。5月の復帰戦も鮮やかな勝ちっぷりで葵S出走を期待しましたが、無理せず再び放牧へ。夏以降のスプリント路線では注目です！

第5位ルペルカーリア
　“モーザリオ”なんて一部で呼ばれてますね 笑。毎日杯も京都新聞杯も健闘しているんですが、もう一段階の成長を促すため、結果的には出走できたダービーを早々に見送って放牧へ。気性が良くなれば走ってくるでしょうね。

第4位グレナディアガーズ
　サンデーレーシングが募集するFrankel産駒といえば、ミスエルテ(指名してました)を思い出しますが、こちらは牡馬で大物という噂通りの活躍を見せてくれました。この血統らしくやや一本調子なので今後はどうでしょうか。

第3位ソダシ
　母ブチコを指名していた縁から金子牝馬史上最高のアイドルホースに巡り会えた幸せ、これぞまさにPOGの醍醐味。クロフネ産駒らしく得意距離は1800辺りまでかも知れませんが、抜群のレースセンスで秋華賞はギリギリ巻き返してくれるような気がしてます。マイル路線なら当然主役級。ダートという声もありますが果たして!?

第2位エフフォーリア
　キャロットファーム×エピファネイア三銃士の1頭。もう1頭はオーソクレースでどちらにするか迷いに迷った末にこちらを選んだ縁。先行しながら早い上がりでまとめられるレースセンスは世代随一。ハナ差で二冠を逃したものの、菊や古馬になってからも中心的存在を担うのはこの馬になるはずです！

第1位シャフリヤール
　全兄アルアインとはかなりタイプの違う馬。それでも良血らしく新馬の勝ちっぷりからしてモノが違っていた。共同通信杯は、どう考えても福永騎手が下手に乗っての3着。いい勝負が出来ていたことは間違いない皐月賞に出られなかったのは痛恨の一言。川田騎手の毎日杯があったからこそのダービー出走。しかしながら、今年の馬場は“溜める”福永向きだったことが紙一重の戴冠に繫がった。兄やフィエールマンのような【持続力型】で育てれば、古馬になってからの活躍も期待出来るのですが、【切れ味型】に仕立て上げてしまうとディープ牡馬(特にダービー馬はほぼ100％)の場合大抵“尻すぼみスパイラル”へ陥ってしまうのが気掛かり。3歳までアレ程の強さを誇ったマカヒキ,ワグネリアン,サトノダイヤモンドそしてコントレイルまで…「ダービー馬」の称号がディープ産駒には重くのし掛かりますが、古馬になっても活躍した兄の成長曲線だけは似て欲しいものです。

良い出会いも残念な出会いも
悲喜こもごもすべてをひっくるめてPOG
長年の経験がようやく活きた年となりましたが
馬券に活かしきれていないのが何とも

それでも大いに楽しませてくれる
愛馬を始めとした全てのサラブレッドと
関係者の皆さまに感謝でございますm(_ _)m

今年の2歳馬とも素敵な出会いがありますように…